Je M'appelle まっぷる 【自作フィギュア】ゼツボーグ(第38話スーパーロボットタイプ)
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【自作フィギュア】ゼツボーグ(第38話スーパーロボットタイプ)

ごきげんよう!MS-SMILE/まっぷるです。

気づけば2月。絶望の淵に立たされた ある少女が、強い意思で再び立ち上がり、
つよく、やさしく、美しくあり続けることを誓ったあの日から、4ヶ月近くが過ぎました。

そんな戦いの直前、1分にも満たないけれど、
男の子のハートを鷲掴みにする戦いがあったのを、覚えていますか?

―― 今宵、再び。



「貴方の夢を見せなさい・・・」


 ((「俺が・・・ガンダムだッ!!」))


「その夢、絶望の檻に閉じ込めるのみ!シャット・ユア・ドリーム!!
行きなさい、
ゼツボーグ!!!!!!!!」





というわけで、恒例のプリキュア悪役フィギュアの新作。今回紹介するのは、
『Go!プリンセスプリキュア』より、

ブログ用ゼツボーグ000

ゼツボーグ(第38話ver / スーパーロボット型)です。

いつも通り、既製品の改造などではなく、廃材や100円ショップのアイテムを使って
フルスクラッチ製作(=全部手作り)いたしました。

すでにTwitterでたくさんのコメントを頂きまして、ありがとうございます。

製作過程などの細かい部分は後ほど記述することにいたしまして、
ひとまず全体像を説明いたします。


 ☆  ☆  ☆


◆概要 こんな作品です。

さっそくですが、遊んでみましょう。

ブログ用ゼツボーグ013_ファイティングポーズ_目玉
迫力のあるポージングから、

ブログ用ゼツボーグ014_VSアルケイン_目玉

ブログ用ゼツボーグ015_アルケインに敗北_目玉
やられ姿までなんでもこなします。
G-アルケインはキュアフローラの代役です。(姫様のガンダム+声優さん繋がり)


ゴープリ本編では惜しくも1分足らずで出番終了でしたが
ブログ用ゼツボーグ016_劇中再現1_目玉

ブログ用ゼツボーグ017_劇中再現2_目玉

ブログ用ゼツボーグ018_劇中再現3

ゼツボーグ補足用写真_076バンザイ

ブログ用ゼツボーグ019_劇中再現4_目玉
劇中で登場したあらゆる動きを再現できます。


コイツの何が良いって、やっぱりこれ。
ブログ用ゼツボーグ020_劇中再現5_目玉
胸についた顔からビームって最高に格好良いと思うんですよ。男ゴコロをくすぐられますね。



ここで改めて、ぐるっと一周して見てみましょう。

ブログ用ゼツボーグ001_まえ

ブログ用ゼツボーグ002_ななめ

ブログ用ゼツボーグ003_よこ

ブログ用ゼツボーグ005_ななめうしろ

ゼツボーグ補足用写真_077上から見た図
上から見るとそこそこの厚みがあります。

ゼツボーグ補足用写真_078足の裏
足の裏は劇中では1カットだけ登場しましたが、それも画面に映っていたのは半分だけ。
詳細は不明なので、それっぽく適当に作っています。


ゼツボーグ補足用写真_095錠前アップ
胸についた錠前も、3層構造で立体的に作っています。(詳細は後述。)
ただし、光る眼の部分はLED電球だと明るすぎるので、敢えて無地で作り、
眼だけパソコンで写真に描きこむ方式にしています。したがって、

ゼツボーグ補足用写真_104ドリーミング
「ドリ~ミング~~」な顔に描き変えることも可能です。


このゼツボーグは現在のところ、設定資料が出回っていない上、
後ろ姿に関しては劇中に一切映らなかったので、背面はそれっぽく適当に作っています。
ブログ用ゼツボーグ004_うしろ

ブログ用ゼツボーグ006_バックパックなし

今後資料が手に入れば、その際に修正するかもしれません。
(3月に発売されるオフィシャルコンプリートブックには設定画が載るかもしれませんが、せいぜい正面だけだと思われます。例年ムービックから発売されている設定資料集も、今年は音沙汰無しですが、、果たして・・・)


ロケットブースターの付いた、このバックパックは取り外しできるんですが、
ブログ用ゼツボーグ007_バックパックはずし中

これが今回唯一の遊び心でして、
ゼツボーグ補足用写真_092ジムスナイパー背中

実は、接続部をガンプラ(ガンダムのプラモデル)の規格に合わせて作っており
ブログ用ゼツボーグ008_K9ドッグパック
サイズの合うものであれば既製品に付け替えられます。
ブログ用ゼツボーグ009_K9大型ライフル

↓ 逆もまたしかり。
ゼツボーグ補足用写真_099ロケット装備ジム


現在は穴のサイズが異なる部品も接続できる、専用のジョイントパーツなども
売られていますから、理論上は何でも装備可能ですね。

そんなガンプラの装備の中でも特に、

ブログ用ゼツボーグ010_紅ウェポン_目玉

ブログ用ゼツボーグ011_アメイジングライフル_目玉
顔が似ていることもあってか、
アメイジングレッドウォーリアの装備との親和性が非常に高いことに気づきました。
ボディが大柄なので、ガンダムハンマー(鎖のついたトゲトゲ鉄球)や
ガンダムバルバトスのメイスといった、大きな武器も似合うと思います。


さて、サイズや各可動部位は1/144スケールのガンプラを参考に、
それよりも大きめに作っており、高さはおよそ15~16cmあります。

ブログ用ゼツボーグ021_サイズ比較

初代のガンダムは設定上、高さ18.0mですが、ご覧の通り
1/144スケールのガンダム(12.5cm)よりも少し大きく、
1/100スケールのガンダム(18.0cm)よりも小さいぐらいですね。

こうして見るとウエスト細ッ!!

(余談) ロボットゼツボーグは劇中のプリキュアやシャットさんと比較する限り、
ガンダムよりは小ぶりな、高さ15m程度ではないか・・・と推測しています(←自信ない)
ですので、今回のフィギュアに強いてスケールを当てはめるならば
「1/100スケール」程度、ということになるでしょうか。
でも、ガンダムよりはデカくあってほしいなぁ(笑)
ちなみに『スマイルプリキュア!』のハッピーロボは、25m程度だと私は推測しています。



手首は、ザクアメイジング(1/144スケールのザク)の余った手を
色を変えて使用しています。
(本当は指の付け根の形状が違うんですが、そこまで手が回りませんでした…汗)

ブログ用ゼツボーグ024_ツインソード
こうして武器を持たせられるのはそのおかげです。

ゼツボーグ補足用写真_091手の付け替えもできるよ
当然、他のプラモデルの手首と付け替えることも可能です。
グーとパーを取り換えるだけでも、かなり表情が変化します。

試しにパーに変えてみるとこんな感じ。
ブログ用ゼツボーグ025剣の構え
デザインにどことなく武者や忍者っぽさがあるので、刀が似合います。

ブログ用ゼツボーグ012_サンライズパース_目玉
拳で戦うのも良いですが、スーパーロボットにはデカい剣がつきものですね(笑)


ただ、ほとんどの武器は前腕がつっかえてしまうため、持たせられるモノは限られています。

ゼツボーグ補足用写真_088持てる武器
剣やヤリのような、柄の部分が細長い棒状のものや

ゼツボーグ補足用写真_089持てる武器持てない武器
後ろの部分が短い銃火器は持たせられますが
後ろの部分が長い武器は残念ながら持たせられません…。

また、
ゼツボーグ補足用写真_090小さい武器は似合わない
小さい武器は持たせられたとしても、あんまり似合いませんねw





それはそうと、劇中の短い出番では分かりませんが
ひょっとしてコイツ・・・
ブログ用ゼツボーグ026スパロボは大体腕が飛ぶ2
こんな技も使えたんじゃないでしょうか・・・(笑)


おまけ写真。
ブログ用ゼツボーグ023_おまけザクレロアカンベェ_目玉
以前に作ったザクレロアカンベェさんも久々に登場させたかっただけです。
アルケインのポーズはちょっとした遊び心。 (「えーっ!」)






◆可動部位について

続いては、可動部位について紹介します。

数えてみたところ、全身33ヶ所可動します。たぶん。
私のフィギュアの中では、過去最多ですね。
(その気になればもっと増やすこともできました。)

部品をバラした様子はこのようになっていて、
ゼツボーグ補足用写真_093全パーツ構成
ご覧の通り、付け外しできる部分が、可動部位であることが多いです。

まずは頭。
ゼツボーグ補足用写真_097あたまアップ ゼツボーグ補足用写真_097あたまよこアップ
ゼツボーグ補足用写真_098あたま少し下アップ

ゼツボーグ補足用写真_096あたま外し
首はポリキャップのボールジョイントで接続しています。
ボールのサイズは1/144スケールのガンプラでは一般的な大きさです。

頭の下の受け口(ボールを差し込む穴)は紙をロール状に巻いて自作しています。

このボールジョイントによって、頭が自在に動きます。
ゼツボーグ補足用写真_071首さげる ゼツボーグ補足用写真_072首上げる
(左)めいっぱいアゴを引いたところ。 (右)めいっぱい顔を上げたところ。

ゼツボーグ補足用写真_073首正面上げる ゼツボーグ補足用写真_074首かしげる
(左)めいっぱい顔を上げた様子を正面から見たところ。
(右)めいっぱい首をかしげたところ。


続いては胸部と腹部について。

ゼツボーグ補足用写真_056お腹接続
胸と腹はボールジョイントで繋がっているので、
自在に傾けることができます。

ゼツボーグ補足用写真_058胸を前に倒す
めいっぱい胸を前に倒したところ。

ゼツボーグ補足用写真_057胸をそらす
めいっぱい胸を反らしたところ。

ゼツボーグ補足用写真_059胸を横に倒す
めいっぱい横に倒したところ。


お腹と腰は棒で繋がっているので、回転させられます。
ゼツボーグ補足用写真_054お腹可動

ゼツボーグ補足用写真_055お腹可動

これら、胸部と腹部の可動を合わせると、

ゼツボーグ補足用写真_060上体をねじる
このように上体を大きくねじることができます。



続いては肩。

肩アーマーを

ゼツボーグ補足用写真_062肩アーマーを上げる
めいっぱい上げたところ。

ゼツボーグ補足用写真_061肩アーマーを下げる
めいっぱい下げたところ。

また、肩には二重のボールジョイントを採用していて、
ゼツボーグ補足用写真_064肩の取りはずし


肩アーマーが付いたままでも、このぐらいまで腕を上げられます。
ゼツボーグ補足用写真_075腕はここまで上がる

さらに、先述したような、バンザイの飛行ポーズや、
腕をグッと前に突き出したポーズを取ることも可能です。



続いては腕についてですが、ヒジ関節は「引き出し式」です。

ゼツボーグ補足用写真_066ヒジ可動 ゼツボーグ補足用写真_067ヒジ可動
(左)何もしないまっすぐな状態。 (右)そのままでも、このぐらいまでは曲がります。

ゼツボーグ補足用写真_068ヒジ可動 ゼツボーグ補足用写真_069ヒジ可動
(左)さらに、腕を引っ張って伸ばすと (右)90°ぐらいまでは曲がります。

ゼツボーグ補足用写真_070ヒジの裏側
引き出した状態で後ろから見た様子。極端に見ためを損ねてはいません。


続いては脚。

膝関節は、ヒジと同様の引き出し式構造です。
ゼツボーグ補足用写真_045膝可動 ゼツボーグ補足用写真_046膝可動

ゼツボーグ補足用写真_047膝可動 ゼツボーグ補足用写真_048膝可動


↓引き出し部分を完全に引っこ抜くとこんな風になっています。
ゼツボーグ補足用写真_049膝可動
グレーの棒を長めにしてあるおかげで、多少引き出しても
すっぽ抜けないようになっています。ヒジも同様です。


足首も、肩と同じ二重のボールジョイントを採用していますので、
ゼツボーグ補足用写真_050くつ可動 ゼツボーグ補足用写真_051くつ可動
これも自在に動きます。


股関節もボールジョイントで、

ゼツボーグ補足用写真_043開脚
左右に開脚できるのはこのぐらいまで。

ゼツボーグ補足用写真_044足前後開脚
前後にはこのぐらいまで開きます。


膝、足首、股の可動だけでも、
ゼツボーグ補足用写真_052足可動テスト
それなりにアクティブに動きます。


最後は腰アーマー。

腰の軸への装着部位はこんな風になっていて
ゼツボーグ補足用写真_042ヨコ腰内部

黄色い矢印の穴に前アーマーを、
赤い矢印の穴に横アーマーを差し込みます。
ゼツボーグ補足用写真_041腰アーマー分割


ゼツボーグ補足用写真_040腰アーマー可動
めいっぱい動かすとこんな感じ。
※そのまま動かすと中央のブロックにつっかえてしまうので、
前アーマー可動の際は少し横に引っ張り出してから動かします。



可動箇所についての記述はおおよそこんなものですが、
さらに補足事項を述べます。

・ヒジと膝は引き出し式ですが、これは見ためを損なわないための配慮です。
最初は、外見の近い『スーパーロボット超合金』のマジンガーZやカンタムロボの関節を参考に作ってみようと考えていました。しかし、バンダイの公式HPの画像をご覧いただければ分かる通り、それらのヒジや膝の可動部位には切り込みが入っていて、(動かした際の見ためは完璧ですが) 動かしていない状態ではこの切り込みが目立ってしまいます。

今回のゼツボーグではそうしたくなかったので、敢えて引き出し式という古典的な手法を用いてみました。


・ロボットの顔について。
錠前じゃないほう、ロボット顔の目の部分は、劇中では真っ黒なので、
あくまで案ですが 模型オリジナル要素として、

THE ORIGIN版のガンダム1号機のようなゴーグルタイプの目にするとか、
シビリアンアストレイのようなバイザーをつけるとか、あるいは

ゼツボーグ補足用写真_102ツインアイイメージ
真っ黒に塗り潰したガンダム系ツインアイ、もしくは

ゼツボーグ補足用写真_100モノアイイメージ
モノアイを仕込もうかな~・・・なんて考えたりもしましたが、
やはりいつも通り、劇中に近いデザインを貫きました。


ゼツボーグ補足用写真_103ツインアイ ゼツボーグ補足用写真_101モノアイ
目があるバージョンも、似合うとは思うんですけどね~
(ロールアウト仕様のガーベラ・テトラみたいで。)



・バックパックについて。
過去に作ったアカンベェやサイアークは、全身のパーツを付け替えて遊べる仕様だったのですが、ゼツボーグはデザイン上、それはできそうにありませんでした。
しかし、なんとか楽しく遊べるギミックを盛り込みたい・・・と、せめてもの策としてバックパックをガンプラに似せ、互換性を持たせたのでした。

また、バックパックの共通規格化にはもう一つ理由があります。
ほら、ゼツボーグが浄化された後、劇中でプリキュアに助けられた男の子が持っていた、ゼツボーグの元となったトリコロールカラーのロボットの玩具。
ゼツボーグ補足用画像_トリコロール
コイツには背中のロケットがついていませんでしたよね?

なので「このロケットは、ゼツボーグ化したときに新たに生じた“拡張ユニット”なんじゃないかな??…ってことは、他のユニットが存在してもいいよね?」と思ったため、ロケット付きのバックパックを取り外す、あるいは他の部品と交換できる仕様にしたのでした。

こんな風に、模型に自分なりの解釈を取り入れるのは楽しいものです。
そう、「ガンプラは自由だ!」(←ガンプラじゃないし、そもそもプラモデルですらない)



・あ、ガンプラと言えば、頭や肩、足首の
ボールジョイント部分も、サイズが合えばガンプラと交換できるので、
ゼツボーグ補足用写真_087ガンダムブレイカー
「ガ~~ンダムブレイカー~~!!!!」 みたいなことも可能です(笑)






◆製作過程

では、いよいよ製作過程について詳しく説明いたします。

ゼツボーグ補足用写真_035図面
最初に、手持ちの1/144スケールのガンダムのプラモデルの中から、比較的大柄なもの(旧HGUC ガンダムMk-Ⅱ)のサイズを参考に、簡単な図面を描いてみました。

ロボットのデザイン自体はガンダムよりも、マジンガーZとかのほうが近いですが、
プラモデルの構造を参考にすれば、なんとか作れそうかな、という考えからガンプラを参考にしました。

ゼツボーグ補足用写真_036図面

ゼツボーグ補足用写真_037図面

この図面・・・というかラクガキも、フィギュアが完成した頃にはA4の紙3枚に。
関節をどうしようか、、とか、どう組み立てて行こうか、など色々書きこみすぎました。

続いて、図面に合わせて骨格を作りました。
ゼツボーグ補足用写真_015骨格完成
この骨格の表面を、紙粘土や石粉粘土で造形していくわけです。


ゼツボーグ補足用写真_016骨格可動
前回のサイアークと同様、初めに骨格を作っておけば、途中で大きさが狂ってしまうこともありませんし、粘土造形だけでは作れない細かいギミックを予め仕込んでおくことができます。おかげで、骨格の状態でもこんなに動きます。

ゼツボーグ補足用写真_014骨格完成
骨格の時点ですでに、1/144スケールのガンダムの中では比較的大柄な、旧HGUCガンダムMk-Ⅱよりも、さらにデカいです。

さて、材料についてですが、先程、可動部位の項目で紹介した通り、
肩と足首の二重のボールジョイントと、首と胸のボールジョイント、
股関節のボールジョイント、そして手首は、既製品を流用しました。
(※ただしすべて、かなり手を加えており、原形をとどめていません。)

というのも、これらの素材は元々、10年以上前に私が壊してしまった
1/144コレクションシリーズのインパルスガンダム
(一般的な、よく動く『HG』や『RG』というシリーズとは違って、ヒジや膝が可動しない、色分けも少ない、数百円程度の安価な簡易版のキット)の部品の一部をリサイクルしたもの。つまり、これも廃材です。

ゼツボーグ補足用写真_001サイズ検討
(右がインパルス。股関節が壊れています。 ※肩アーマーも外しています。)

本当はその部分も手作りする予定でしたが、せっかくの機会に、
壊したプラモデルを新たな姿に生まれ変わらせようと考えた次第です。

ゼツボーグ補足用写真_002インパルス解体
インパルスガンダムを、こんな感じでバラバラに切り刻んで、、、

ゼツボーグ補足用写真_003インパルス解体後
実際に使ったのは、黄色い丸で囲った、たったこれだけ。
ここからさらに、切ったり削ったりくっつけたりの加工をしてから使用しました。
(使わなかった部品も、捨てずにとってあります。)

ゼツボーグ補足用写真_004股関節修理
ついでに、壊れていた股関節も修復しました。(後でさらに改修)



さて、先述した部位以外は、
ヒジ・膝関節や、ロケットの噴射口などを含め、全て手作りしています。

主な材料は・・・

ゼツボーグ補足用写真_038空き箱
ガンプラの空き箱、すなわち厚紙
(白い方を使いました。)

使用済みのプリント紙やカレンダーの紙、


ゼツボーグ補足用写真_039ランナー
ガンプラの使用済みランナー、

余っていた紙粘土、
ダイソーの石粉粘土(追記.最近まで販売終了されていましたが、2/25現在、内容量とパッケージを変更して復活しています。または、100円ショップSeriaの手芸コーナーでも類似のものが売られています。)、
ダイソーの工作ボード(キメの細かい発泡スチロールみたいなやつ)、

あとは、、ボトルタイプの入浴剤の中のパイプとか、チュッパチャップスの棒といった身近な廃材です。


 ~ 補足 ~
前回のサイアークのブログでも述べましたが再度。


・紙粘土:軽くて、柔らかい。頭や上半身、腕など、重くできない部位に使うことが多い。あるいは、おおまかな肉付けに使用。

・石粉粘土:少し重くて、固い。足などずっしりさせたい部位に使い。固くなるので細かい造形にも使えるし、表面に使えばヤスリがけによってツヤツヤに仕上げられる。


ブログ用サイアーク材料002ランナー
プラモデルのランナー(枠)。部品を切り離した後のランナーは不要になりますが、私は
プラスチックの棒として使うほか、板状の部分(ランナータグ)もプラ板代わりに使います。
また、色や材質はプラモデルごとに様々なので、必要に応じて使い分けています。



ブログ用サイアーク材料003ワイヤー
太い皮膜付き針金。
10年以上前の、黒い針金です。可動式の自作フィギュアを作る時は毎回使っています。
ただし、使うのは針金部分ではなく、それを覆う黒いビニル皮膜のみ。
皮膜をひっこぬいて、ネギを切るように小口切りにすれば、
後述のポリキャップ(PC)パーツのランナー枠がぴったりとハマる差しこみ穴として使えます。

となりの白い針金は最近買ったもの。
太い皮膜付き針金シリーズはダイソーでは長い間絶版になっていましたが、
つい最近復活しました。品質は昔の方が高いですが、ないよりはずっと良いです。

・・・と、いつもは多用しますが、
今回は「なるべく廃材だけで作る」というこだわりがあって、1回しか使いませんでした。



ブログ用サイアーク材料001PCパーツ
ガンプラのポリキャップ(PC)パーツです。
関節などに使われる、柔らかくて小さな部品です。
少し古いプラモデルだと毎回必ず余りが出るので、取ってあります。

私は可動式のフィギュアを作る際、
余ったパーツだけでなく、使用済みのランナー枠も材料として使います。
(むしろ、枠ばかり使って、パーツを使うことはほとんどない。)

普通のランナー枠よりも柔らかくて粘り気があるので、
先ほどの針金のビニル皮膜と合わせて 可動部位などに利用すると
保持力が高く、とても使いやすいです。

今回は手首だけ、余ったポリキャップパーツを使用しました。
他は先述したインパルスから流用した球体関節だけです。

 ~ 補足終わり ~



今回使った材料はいつも通りの こんな感じなのですが、
通常、スクラッチ製作には、固いパテや模型用のプラ板を用いるのが一般的です。
しかし私の作品は、そこから完全に逸脱しています。というかケチくさいですね。

でも、考えてもみてください。ガンプラの空き箱や、部品を切り取った後のランナー(枠)って、皆さんお捨てになるでしょう?そんなものでも、本気で使えば新しいロボットとして生まれ変わらせることが出来たんですよ!

また、紙や粘土は安いからと言って馬鹿にはできません。
プラスチックより弱い素材である分、修正や誤魔化しが効くので、案外使いやすかったです。
でも、作業がすごく大変なので、良い子は真似しないでね。


そんな感じで紙、粘土、プラスチック廃材など様々な素材を使ったので、
それに合わせて接着剤も、木工用ボンド、瞬間接着剤、両面テープなど使い分けました。




さて、ランナーは、比較的最近のガンプラでは定番になっている、少し粘り気のあるグレーのものを使用しました。(ビルドストライクガンダムのもの)
あとは、当ブログではおなじみの、柔らかいポリキャップパーツのランナーも使用しています。


ゼツボーグ補足用写真_093全パーツ構成
先程の、パーツを分解した写真で、棒になっている部分はすべてランナーです。
また、後述しますが、ヒジ・膝の関節も市販品を使わず、ランナーや廃材で自作しています。



一方、空き箱・・・つまり厚紙は主に、
それぞれ必要に応じた形に切ったものを積み重ねて、立体物を作る
「積層」という手法で利用しました。
(薄い板状の樹脂を積み重ねて立体物を作る3Dプリンターも理屈は同じですね。)

ゼツボーグ補足用画像_板の使い方001
木工用ボンドを塗ってから、ひたすら積み重ねてブロック状に積層したり、
ある程度積み重ねて厚みを持たせた板を、箱のように組んだりと、
適宜方法を変えて利用しています。

(※厚紙の使用量ですが、作品を完成させた時点で、空き箱の底面が丸ごと余りました。意外と使っていないですね。)


ゼツボーグ補足用画像_板の使い方002
厚紙を貼り合わせる際に気を付けた点としては、、
紙は(ボンドを付けたり絵の具を塗ったり、あるいは手から出た湿気を吸ったりして)
水分を含んでしまうと、ふやけて繊維の方向に沿って曲がってしまいます。
そこで、複数枚を重ねる際は、紙の表裏を交互に積み重ねることで、曲がりにくい工夫をしました。


 ☆  ☆  ☆

さて、ここからは部品一つ一つの作業工程を紹介いたします。

ゼツボーグ補足用写真_082デスティニー比較
※補足のために一部、部品を使ったインパルスガンダムと同じシリーズの
デスティニーガンダムの写真を使う場合がございます。


〈腰アーマー・股関節〉

ゼツボーグ補足用写真_085デスティニー股
腰の芯材はインパルスガンダムのものを大幅に加工して使っています。
そこに、厚紙で作った部品を貼り足していきます。

ゼツボーグ補足用写真_013股関節さらなる改修

まず、股関節は、先程部品を解体した際に修理したボールジョイントを再び切り離して、
真鍮針金とランナータグ(ランナーの板状の部分)で幅を調整して補強・再接着しました。
ただし、非常に脆いです。

ゼツボーグ補足用写真_053股部分をまっすぐにするため
また、元々幅が異なっていた赤い点線の部分と黄色い点線の部分が一直線になるように、適宜厚紙を貼り足して、隙間を木工パテで埋めました。

※残念ながら、ガンプラ用のアクションベース(台座)には非対応となりました。
最初の方の遊んでいた写真中では、無理矢理乗せていただけですw


さて、腰回りの装甲ですが、
お尻のアーマーは動かさないので接着して固定しています。

ゼツボーグ補足用写真_024腰アーマー

ゼツボーグ補足用写真_041腰アーマー分割
前のアーマーは、厚紙とランナーの切れ端で作ったものを、
腰の芯材に開けた穴に差し込むことで可動式にしています。

横のアーマーは、厚紙とランナーの切れ端で作ったものを、
余ったポリキャップパーツとPP(ポリプロピレン)板と厚紙で適当に作った受け口に挿しこんで可動式にしています。

腰回りの部品は、一番最初に作ったので、粗っぽさが目立ちますね…(苦笑)


〈二の腕、前腕〉

ほぼ、厚紙や要らないプリント紙だけで出来ています。

ゼツボーグ補足用画像_うで001
まず、厚紙を積層してブロックを作り、その上半分を板で覆う。
空いた上半分の空間には、細く切ったプリント紙を(きっちりとのり付けして)ロール状に巻いたものを入れて固定。
下半分のはみ出したブロック部分には、穴を開け、ランナーの切れ端を差し込む。

ゼツボーグ補足用写真_006二の腕骨格
するとこんな感じ。


ゼツボーグ補足用画像_うで002
ランナーの部分を、穴を開けたPP(ポリプロピレン)板ではさみこめば、ヒジ・膝関節の完成です。ポリキャップパーツすら使わない、非常に原始的な方法です。


ゼツボーグ補足用写真_007腕骨格
合わせて前腕も作っていきます。


ゼツボーグ補足用画像_うで003
前腕は、さっきの二の腕から伸びた原始的な関節部分を、覆うようなカタチです。

ボトルタイプの入浴剤の中のパイプを切って使用します。
パイプを切る際はゼツボーグ補足用写真_005パイプの切り方
カッターで真っ直ぐに切ったマスキングテープを巻き付け、
その直線に沿ってカッターでなぞるようにして切ります。


その他、粘土で造形する際の型として、厚紙の円板を用いました。

また、手首を付ける部分は、ポリキャップパーツと、穴開けパンチで穴を空けた厚紙を
上手く組み合わせて頑丈に補強し接着しています。

ゼツボーグ補足用写真_008前腕と肩も
接着途中の実物はこんな感じ。


ゼツボーグ補足用画像_うで004
そして合体させると・・・

ゼツボーグ補足用写真_009腕仮組み
腕っぽくなりました。


〈肩〉

ゼツボーグ補足用画像_肩001
肩アーマーは、厚紙で出来ています。後ほど詳しく述べますが、カドの部分だけ粘土で埋めています。

内側には、チュッパチャップスの棒を輪切りにしたものと、皮膜付き針金の皮膜を輪切りにしたものを、一つずつ接着して挿しこみ穴としています。
ゼツボーグ補足用写真_021肩アーマー

この際、挿しこみ穴を予め「ハの字」型に切っておくことで、最後にパチンとはめて取り付けることが出来る、「後ハメ加工」と呼ばれる手法を取り入れています。
ゼツボーグ補足用画像_肩002
後ハメにしておけば、塗装が終わってから取り付けることができます。
ゼツボーグ補足用写真_065肩アーマーの接続部



一方、肩の中身は、、
ゼツボーグ補足用写真_083デスティニー肩

ゼツボーグ補足用写真_063肩の付け根はインパルス
ボールジョイントを生かすため、インパルスのものを
少し加工する程度にとどめ、デザインもそのまま残しています。

先のイラストのように、肩アーマーをパチンと取り付ける部位と、
二の腕に挿しこむ下側の部位にランナーの切れ端を接着しました。



〈脚〉
ゼツボーグ補足用写真_094腕と足の作りは似ている
脚の付け根~膝までは、腕とほぼ同じ構造です。

ゼツボーグ補足用画像_あし001

ゼツボーグ補足用写真_010太もも

基本的に、腕を、若干形を変えて大型化しただけです。
違うのは材料ぐらいで、股の付け根の部分はインパルスのものの改造品。
スネに使ったパイプは、入浴剤のパイプの代わりに、灯油用ポンプ(緑っ鼻アカンベェを作った際の余り)の、ホースの先端のまっすぐな部分のパイプを切って使用しました。

ゼツボーグ補足用写真_086デスティニー足首
スネの部分も前腕とほぼ同じですが、手首の接続部の代わりに、
インパルスガンダムの足首を加工したものを埋め込んでいます。

ゼツボーグ補足用写真_011スネと靴

〈足(靴の部分)〉
上の写真のように、インパルスガンダムの足を加工し、
靴底の部分に厚紙を貼り付けています。

この厚紙は、ザクの足から型取りしたもので、二枚重ねにしたうちの一枚には、
足裏の噴射口を再現すべく、穴開けパンチで穴を空けました。
ゼツボーグ補足用写真_078足の裏
(といっても、劇中で足裏が登場したのは1カット、しかも全部は映っていないので、正しいデザインとは限りません…)


 ~ 補足 ~

・特殊な面取りの仕方
太ももや二の腕、肩アーマーは、カドの四辺が落ちていて、
ゼツボーグ補足用画像_カドの落とし方001
上から断面を見ると四角形ではなく八角形になっています。これを作るためには、、

一般的な手法で、固いパテやプラスチックの板を使用する場合、
最初に四角いブロックを作った後、
ヤスリで削ってカドを落とす、「面取り」という作業をすれば済む話です(図①)。

しかし、固くない厚紙にヤスリをかけるとボロボロになってしまいます。
なので、カドを落とす別の方法を考えました。

ゼツボーグ補足用画像_カドの落とし方002
初めからカドを空けておいて、そこに粘土やパテを詰め込み形を整えれば、
八角形の断面の完成です☆(図②)

太ももと肩アーマーは、開いたカドを石粉粘土で埋めました。
二の腕は四辺をニッパーで落とした後、木工用パテでカドを埋めています。


・挿しこみ穴について
さっきから、肩と二の腕の繋ぎ目とか、
普通の紙をロール状に巻いたものを、挿しこみ穴として使っているけれど
そんなもので保持力大丈夫なの??と思われるかもしれませんが、
穴の内側にも木工用ボンドを塗り込んできつくしておけば大丈夫でした。


 ~ 補足終わり ~



〈腹・胸・首の付け根〉

お腹はインパルスの赤いお腹パーツを、不要な部分を切り取ったり削ったりしてから、逆さまにして使いました。
ゼツボーグ補足用写真_012お腹
上側には、胸ブロックとの接続用にインパルスガンダムの首関節の下半分を移植。(グレーの球体と、青い部品)
下側には、腰との接続用に穴を空けています。

この青い部品は、もともとインパルスの首の付け根だった部分で、
ゼツボーグ補足用写真_083デスティニー首
球体関節の受け口でした。

ゼツボーグ補足用写真_084首ポリキャップ
上下2つ繋がっていた首のボールジョイントのうち、下半分を切り取って、
先の青い受け口と合わせて胸の可動部位として使用しました。


一方、胸ブロックは、当ブログではおなじみ、スーパーアカンベェやハイパーアカンベェ、サイアークに使ったダイソーの工作ボード(発泡スチロールみたいな素材)の残骸を再利用しました。
ゼツボーグ補足用画像_胴体001
サイアークのボディと同様、何枚かを積み重ねて、大まかな形を作りました。
(青い部品は、さっきのボールジョイントの受け口です。)

ゼツボーグ補足用画像_胴体002
そこに、インパルスの肩のボールジョイントを接着。

首周りのカバーは、パイプを切り取ったものを厚紙に貼り付け、
角を粘土で埋めて作りました。

首の関節は、さっきのインパルス首ボールジョイントの残りの上半分を
ランナータグで高さ調節を兼ねた補強・加工してから装着しています。

ゼツボーグ補足用画像_胴体003
お腹パーツと合体させれば、ひとまず胴体の骨格は完成です。


 ☆  ☆  ☆


骨格については以上です。

その後、余っていた色つき紙粘土で肉付けして
ゼツボーグ補足用写真_017肉付け開始
こんな感じになりました。靴の部分だけは重い石粉粘土です。

現状では粘土の粘り気だけで貼りついていて弱いので、
ゼツボーグ補足用写真_018粘土貼りつけ
このように一旦粘土を剥がして、木工用ボンドで再度しっかり貼りつけました。
その上から、固い石粉粘土でしっかりと造形していきました。


さらに必要な部品を作っていきます。


〈頭〉
頭はまず、厚紙で大体の形を作ってサイズを検討。
ゼツボーグ補足用写真_019仮の頭
(※写真の青い部品は実際には使用していません)


それを基に、本番の頭を作ります。
ゼツボーグ補足用画像_あたま001
芯材には、プリント紙をロール状にしたものを使用。
(首のボールジョイントの受け口も兼ねています。)

その上半分には補強のために、赤いランナーの切れ端を差し込んでいます。

その芯材のまわりを囲うように、きちんと採寸して作った厚紙のカバーを用意。
それにフタをするように、PP板を乗せて接着します。その上には、工作板の切れ端を貼り付けてカサ増し+粘土造形のための目印とする。

ゼツボーグ補足用写真_020アンテナ切り出し
ツノは、4個繋がった四角いタイプのヨーグルトの容器の、
フチの部分から切り出して形を整え、ドライヤーで少し熱を加えて必要な形に曲げて作りました。
頭に挿しこむピンの部分も、同じ素材の切れ端を強引に接着して実現しています。

ゼツボーグ補足用写真_031顔部品一覧
最後に石粉粘土で表面を造形しました。

ゼツボーグ補足用写真_023ツノ付けた



〈バックパック・ロケット〉
背中に装着する部分は、
ゼツボーグ補足用画像_バックパック001
厚紙と工作板を積み重ねたものに、挿しこみ棒としてチュッパチャップスの棒を取り付け、石粉粘土で形を整えて作りました

ゼツボーグ補足用写真_081ロケット上から見た

ゼツボーグ補足用写真_092ジムスナイパー背中
サイズや幅が狂ってしまわないよう、ジムスナイパーK9の背中にあてがって形を固定し、作りました。


ロケットは、
ゼツボーグ補足用画像_バックパック002
本体には灯油用ポンプの、軸の部分の固いパイプを切って使いました。
先端は、ハイパーアカンベェの腕を作る時に出た紙粘土の廃材を芯に、表面を石粉粘土で造型しました。

赤い矢印で示した翼は2枚重ねの厚紙。本体に切り込みを入れて、ブッ挿しただけです。
ゼツボーグ補足用写真_080スラスターと翼
翼の表面のデザインは、鉛筆で線を引いた上から絵の具で塗装し、
うっすら見える鉛筆書きの線をボールペンでなぞって再現しています。

ロケットとバックパックの接続には、両面テープを使用しています。


黄色い矢印で示した下部の噴射口は、
ゼツボーグ補足用画像_バックパック003
厚紙で円錐台形を作り、その上を石粉粘土で覆って造形しました。

ゼツボーグ補足用写真_026スラスター
サイアーク用のロケットと同じ要領で、より小型のものを作ったわけです。

ゼツボーグ補足用写真_079スラスター裏



〈錠前〉

これがなきゃゼツボーグとは言えない!肝心要の錠前は、
厚紙を2枚重ねにしたものを、3層に分けて、計6枚積層して作りました。

ゼツボーグ補足用画像_錠前
オモテ面の①は穴開けパンチで穴を空け、カッターで残りの部分を切って鍵穴の形に。
真ん中の②は大きく四角く穴を空け、ウラ面の③は何もせず。

ゼツボーグ補足用写真_028錠前
これらを重ねることで、平面的でない錠前が出来ました。

ゼツボーグ補足用写真_029錠前
また、棒の部分は細めのランナーの切れ端を接着して再現しました。


 ☆  ☆  ☆

ここまで色々作りましたが、
積層ブロックとは言え所詮は厚紙。必要に応じて切り口に木工用ボンドを薄く塗ったり、デコボコが目立つ部分は切除したり、木工用パテで補修したりしました。

また、図面通りのサイズに作っても、貧弱に見えたので、
ゼツボーグ補足用写真_022仮組み立て

ゼツボーグ補足用写真_025仮組み立て

ゼツボーグ補足用写真_027仮組み立て
仮組み立てをくりかえし、立体映えするように適宜、形状を整えたり装甲を分厚くするなどの修正を加えました。


ゼツボーグ補足用写真_030塗装前パーツ一覧
そして紙ヤスリで表面を仕上げ、塗装に移ります。
ヤスリは #180、#240、#600、#800、#1000までを使い分けました。

おっと、その前に、前腕、膝付近、足、ロケット噴射口にあるモールド(溝)を彫りました。
普通はカッターや彫刻刀、タガネ、ケガキ針、ヤスリなどで彫ったり削ったりするところですが、それは固いパテやプラスチック素材の話。今回は石粉粘土なので、モールド(溝)は鉛筆で線を引いた後、手指の爪でなぞって彫りました(笑)

爪でスジ彫りしてみた感覚ですが、下手に道具を使うより、失敗しにくいです。
安い素材ならではの、安全かつ安定した方法を編み出せたと思っています。


あ・・・ロケットの筒の部分にも浅くモールドを彫ったのですが、目立ちませんね。。



〈塗装〉
さて、塗装はいつも通り、ダイソーのアクリル絵の具です。

ゼツボーグ補足用写真_033塗装済みパーツ一覧

なるべく小さな筆を使い、細かく丁寧に塗っていきます。
大まかな方針としては、タテ→タテ→ヨコ→ヨコ という風に重ね塗りしました。
あとは、足りない部分だけ、塗り足しました。

塗り加減や水加減は難しいですが・・・こればっかりは慣れるしかないです。
でも、私も度重なる経験を積んだおかげで、筆ムラも目立たない程度には綺麗に塗れるようになりました。


(余談) 塗装の際に感じたことですが、キャラクターの色彩って凄いですね。本当によく考えられていると思います。フィギュア作って塗装するとき、必ず色合いをしっかり調べてから行いますが、毎回そう感じます。
ゼツボーグ補足用写真_032錠前完成品
この錠前ひとつ見ても、真っ黒じゃないんですよねぇ・・・。



さてさて、塗装した上から、
先程爪で彫ったモールド(溝)や、手足の装甲の継ぎ目の部分を、
先を尖らせたシャープペンでなぞってスミ入れをしました。

模型用のスミ入れペンは、油性も水性も、アクリル絵の具との相性が良くないので、
安全かつ修正の効くシャーペン書きが最適だと判断しました。
ちょっと手を加えるという意味では、プラモデルにも応用できそうです。
(模型スミ入れ用のシャーペンも売ってますし。)

最後に、表面に模型用の水性トップコート(つや消し)を吹いて完成・・・


なのですが、夕方のうす暗い中、ベランダでスプレー吹きをしていた最中
頭パーツを落っことしてしまい、懐中電灯で探す羽目に・・・。
幸い、トップコートはすでに乾いていて、少々ホコリが付いた程度で、すぐに綺麗にふき取ることが出来ましたが、ツノが取れてしまい、後ほど接着し直ました…。

その上、スプレーを途中で切らしてしまい、続きは翌日に。。
やはり、明るいところで落ち着いて、新品のスプレーを吹くのが一番ですね(苦笑)



ゼツボーグ補足用写真_034完成!
こうして無事、ゼツボーグが出来あがりました。

完成したのはゴープリ最終回の2日後。あの感動の最終回を見てボロ泣きした直後ですから、落ち着いてなんかいられませんでした(苦笑)

いつも通りに工作しているように見せかけて、本心はゴープリが終わってメチャクチャ寂しかったですし、工具を持つ手の震えが止まりませんでした。でも、私がゴープリを好きだった証を形にして残したい。そんな一心で最後まで作業しました。

ゴープリロスの1週間、寂しい思いもしましたが、
本来は絶望を生み出すはずのゼツボーグのおかげで希望を持ち続けられました。


最初にインパルスを解体してからゼツボーグの完成まで、
途中、お正月や旅行などで作業できなかった日も含めても
2ヶ月弱で終えることができました。私にしてはスピーディなほうですねw





◆製作の経緯、作った感想など

そもそも何故、このキャラクターを作ろうと思ったのか。

ゼツボーグはゴープリが始まる直前から、設定画をみて
錠前+モノアイ(光る一つ眼)なモビルスーツっぽい顔が気に入り
「いつか必ず作ろう」と決めていました。

そしてやって来た第1話。
アクションのカッコよさも相まって、すっかり惚れこんでしまいました。

その後も、回を重ねるごとにデザイン、お芝居の表現ともにますます個性豊かになっていき、かなり愛着のあるキャラだったわけですが、いずれも好きだった分、どれを作るべきか決めかねていました…。

しかし第38話のアバン(冒頭)のバトルでついに「これだッ!!」という個体が登場しました。それがスーパーロボットタイプ。

皆さんご存じの通り、ゴープリ第38話といえば、あのはるかが絶望してしまう、
シリアスかつ超・重要な話数です。ちょっと残念なことに、そちらの印象が強すぎて、冒頭のバトルのことをお忘れになっている方もいらっしゃるようですが…

ロボット好きの男子たる私としては、ただでさえカッコいいゼツボーグが、
ついにスーパーロボットとして登場したか!と歓喜したものです。
(他のゼツボーグも本当に気に入っているので、たぶんもう1体ぐらいは作ると思います。)

ところで、プリキュアシリーズでスーパーロボットといえば、『スマイルプリキュア!』第35話に登場した、鉄人戦士ロボッターワルブッター(or ワルブッターハイパーアカンベェ)ハッピーロボが印象深いですが、
それに続く、今回のゼツボーグの登場によってようやく、『プリキュアシリーズで、スパロボに参戦してほしい四天王』が揃ったわけですね(笑)

いつか必ず、このロボット軍団すべてを立体化したいと思っております。

※(追記)他にも、ビデオカメラやスピーカーなど、ロボット色が強い敵キャラは沢山いますが、あくまで「本編に登場したスーパーロボット」に限定して「四天王」と呼んでいます。でないと、フレプリOPの志田さんロボ(ナケワメーケ)とかまでカウントしちゃったら、ほかにも色々な物を作らなければならなくなってしまいますから…。(と言いながら、たぶん私が放置するわけはないんですよね、これが。)

特に、以前から申しております通り、私が一番作りたいのがワルブッター。
鉄人戦士ロボッターの宿敵として冒頭のバトルに登場し、後半のプリキュアと敵の戦いでも、ワルブッターの玩具にハイパーアカンベェが憑依する形で再登場しました。
上半身と下半身が分離・合体するギミックなんて最高じゃないですか!(笑)

最初はそんなことは意識していませんでしたが、過去にアカンベェ立体化を進めて行くうちに、ロボッター、ハッピーロボと合わせて立体化する目標が明確なものとなりました。

実は、これまでのあらゆるフィギュア作りが、そんなロボット軍団の製作に必要な技巧を習得するための土台でもありました。

(立体化するキャラクターは好みやその時の気分で決めていますが、「こういう技巧を取り入れれば、ロボット軍団作りの練習になりそうだな」という点は常に意識しています。)


今回のロボットゼツボーグ製作も、彼らを作るための良い練習になると思っておりました。

例えば…
スーパーロボット型の角々したボディ → 鉄人戦士ロボッターへ応用
丸みのある手足 → ハッピーロボへ応用
その他、完全自作の関節や細かい造形 → ワルブッターへ応用

ざっくり述べると、こんな風に考えていました。
ロボットゼツボーグは、ワルブッターやロボッターに比べるとデザインがシンプルなので、
比較的作りやすいだろう・・・と甘く考えていましたが、先述した超古典的な製法で作ったので、かなりしんどかったです(苦笑)

ただ、作ってみて非常に意義深かったと思う点が、二つあります。
一つめは、やはりロボット型のキャラクターを初めて製作できたこと。
今回習得した技術は、今後も大いに活きるでしょう。

そして二つめは、前回のサイアーク製作のブログで綴った、「下半身の可動が少ない」という問題をある程度クリアできたこと。いつもの巨大な化け物系のキャラクターは、上半身が大きく、重量バランスの問題で下半身の可動部位を増やすことは難しいですが、

今回のように上半身が軽くて小さな、ロボット型のキャラクターに限れば、多少は技能が向上したと思います。


また今回は、材料や製法についてもこだわりました。
ロボット系のキャラクターの模型制作でありながら、
プラモデルを素体として利用するでもなく、
模型用のプラ素材を使ったわけでもない、そんな暴挙に出たわけですが、、

現在、安い店舗であれば700円~800円程度で、非常に優れたガンプラを購入できます。
それを改造する方式にすれば、正直もっと凄い作品に仕上げられたと思います。
骨格を作る必要がなくなるので作業のスピードもうんと早まったでしょうし、
ヒジの二重関節化や股関節の回転軸導入などで、可動箇所もさらに増やせたでしょう。

じゃあ、何故そうしなかったのか・・・。


単に私が、800円程度の出費も惜しむほど、ドケチだっただけです(笑)

というのも、プラモデルなどは小さい頃から作っていましたが、私にとってプラモデルは誕生日や何かのご褒美に買ってもらう高級品でした。

今でもその意識は抜け切れず、壊してしまうのがもったいなくて、大々的な改造なども行ったことがありません。(だから余計に、模型に関しては素人なのです。)

そんなわけで、プラモデルなどをなるべく使いたくありませんでした。


また、ケチンボな以外に、もう一つ理由があります。
それは、プラモデルを作った際に出る廃材が、あまりにも多いと感じていたこと。

考えてもみれば、
空き箱は、均一な材質の大きな工作用紙。
ランナーはプラモデルと同じ良質なプラスチック棒の束。


そう思うと、そのまま捨ててしまうには非常にもったいないアイテムだと感じました。

もっと有効に使えないものか、それらを使えばもう一体ロボットを作れるんじゃないか?と常々考えていましたが、その機会がようやく訪れたというわけです。

そして、それが可能であることを、証明できたと思います。

何より、板の積層や箱組みなど、古典的で地道な手法を用いたスクラッチ製作は以前から興味がありましたし、実際にやってみて非常に勉強になりました。


というわけで、今回もいつも通り、廃材と100円ショップアイテムで作りましたが、結局のところ、それが一番私の肌に合っているようで、材料をちまちまと採寸したり、切り出したりするのが面倒だった以外は、非常に作りやすかったと感じています。
(まあ、「やるならとことん!」と、挿しこみ穴まで紙で作ったりしたのは少々やりすぎだった気もしますが・・・。)

廃材を使うことの最大のメリットは、少々の失敗は恐れずに取り組めることだと思います。

特に、厚紙の空き箱なんて貯蓄しておけば山ほどありますし、ミスってもまた作り直せば良いだけのこと。それに、変に緊張してしまうよりも、「ま、ブッ壊れてもいいよね、どうせゴミだもんww」ぐらいのラフな気持ちで工作した方が、案外うまくできるものです♪


 ☆  ☆  ☆


◆最後に。

プリキュアの悪役を作り初めて、気づけば3年が過ぎました。
それなりに長く続けてきて、色々な作品を作ってきましたが、工作のやり方なんて誰も教えてくれないので、ド素人の完全なる自己流です。
(工作の年数だけに注目するなら、小学生の時に、仮面ライダー龍騎ブランクの装備を自作したりはしてはいましたけど…)

そんな素人でもようやく、このぐらいの作品を作れるぐらいの力は付いてきました。
大した技能はありませんが、毎回「どうすればうまくいくだろうか」という点はしっかり考えて取り組んでいます。おかげで作品を完成させるたびに、新しい技術を習得し、「前回よりも良いものが出来た」と思えるようになりました。

また、私は既製品の流用や高価なアイテムを使うことを好まず、毎回、貯めておいた身近な廃材や100円ショップのアイテムだけで作っています。


何が言いたいかというと・・・



たとえ、高価な材料や特別な道具が無くても
身近な素材を、上手に使ってやれば、楽しい玩具が作れます。

それは、ものすごい技能や経験がなくても、コツコツと鍛錬を積めば、
誰にでもできることだと思うのです。

実際、私はロボット系のスクラッチなんてしたことなかったですし、今回もアカンベェ、悪夢獣、サイアーク…と積み上げてきた技術を、うまく混ぜ合わせただけです。何も目新しい技術は使っていません。

趣味を長く継続することは大変ですが、作品やキャラクターを本気で好きだと思う気持ちがあればきっと続けられます。そう、

「心から願えば」



たとえ出番が少ないキャラでも、好きなものは好き。
そんな気持ちを大切に、これからもプリキュアのマニアックな仲間たちを増やすこと、そして

ブログ用ゼツボーグ022_悪役大集合_目玉
悪役連合軍の勢力拡大に努めてまいります!

☆ULTRA HAPPY☆

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