Je M'appelle まっぷる 工作
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【自作フィギュア】あかねずみ&なおねずみ

ごきげんよう~!MS-SMILE/まっぷるです。

今回紹介する作品はこちら。
ブログ用_あかねずみ&なおねずみ006

『スマイルプリキュア!』第39話「どうなっちゃうの!? みゆきのはちゃめちゃシンデレラ」より、あかねずみなおねずみ です。

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ001

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ002

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ003

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ004

シンデレラの絵本の世界に入ってしまった際に、姿が変わってしまったあかねとなお。チョロチョロした動きが非常に可愛らしく、1話限りの出番ながら、人気があるキャラクターではないでしょうか。

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ005

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ007

ブログ用_あかねずみ&なおねずみ008
「おっちゃん、ウチらより小さいんちゃうん?(笑)」
「うるせー」



〈製作過程〉
キャラクター自体の人気に反し、私の人形の場合は「不遇」と言わざるを得ない経緯を辿ってきました。

というのも、ねずみたちを作り始めたのは2015年。部品が多いサイアークを作りながら、粘土や接着剤を乾かす合間合間のヒマつぶしにと製作していたのでした。ところが、同時に複数の作品を手掛けると、やはり集中力が落ちて乱雑になってしまうため、ねずみたちの製作は一旦お休みし、サイアークだけに絞りました。

サイアークが完成した後も、私の意欲がゼツボーグに先を越され、作業が中断。

再開したのも束の間、当時BS11で行われていた再放送の当該話数にも間に合わず、肝心の造形に関しても、髪の毛などの作成が不慣れだったとはいえ、時間と意欲の問題から、全体的にいつもほど丁寧には作れず、粗っぽい印象のまま、スケジュールの関係から2016年3月末で再び中断を余儀なくされてしまいました。

そして時は経ち、2017年5月、ようやく修繕を行い、完成にこぎつけました。

最初の再開時に、髪の毛や体のバランスの悪さが目につき、ほぼ一から作り直しをしたのですが、2度目の再開時に各箇所のさらなる修繕を行いました。それぐらい、作り始めた時の乱雑さが際立っていたといえます。

ブログ用_あかねずみなおねずみ001

ブログ用_あかねずみなおねずみ002

ブログ用_あかねずみなおねずみ003

ブログ用_あかねずみなおねずみ004

ブログ用_あかねずみなおねずみ005

ブログ用_あかねずみなおねずみ006

接続部以外は粘土でできています。頭は少しでも軽くするため、まずおおよその形を軽い紙粘土で作りました。その表面を石粉粘土で造形しました。残りの胴体、腕、しっぽ、髪の毛、リボンなどは全て石粉粘土で作りました。

首と胴体の接続部は、いつものガンプラのPCパーツのランナー(枠)を差し込み棒として頭に仕込み、皮膜付き針金の皮膜を輪切りにしたものを差し込み穴として胴体に仕込み、接続しました。従って、頭は360°回ります。
肩は、腕にアルミ針金を取り付け、胴体に開けた穴に差し込んだだけ。

しっぽはお尻に開けた穴にそのまま突き刺しただけです。なので、ある程度は動きます。
このしっぽが、自立時の補助の役割を果たします。(補助になるのを狙って作った訳ではなく、たまたまそうなった嬉しい誤算。)

髪の毛は始め(サイアークを作っていた頃)、予め作った頭部に合わせてヘルメットのような状態で大まかに作り、それを切ったり削ったりして髪の毛の形にしていきました。しかし、強度不足から、丁寧に作業してもポキポキと折れたり割れたりしてしまい、結局断念。しばらく経って(ゼツボーグ製作を終えた頃に)、今度は髪の毛を一本一本チネり、木工ボンドで頭に直接貼り付ける形で配列し、隙間を埋めるように粘土で繋ぎ、造形。最後にボンドをバコッと外して別パーツ化。手直しして完成です。

ヒゲは極細の針金に着色して作りました。髭の別パーツ化、これだけは譲れませんでしたw




さて、完成度に関しては色々と不満は残っていますが、
やりのこした宿題をやり終えた気分ではあります。

いつも敵キャラの製作が多いですが、たまにはプリキュア側のキャラクターを作るのも楽しいですね。

最後に、

スマプリ5周年おめでとう!

☆ULTRA HAPPY☆
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【自作フィギュア】ギッザギッザ(キルトランドのすがた)&チョッキン(青)

ごきげんよう~!MS-SMILE/まっぷるです。

今回の作品はこちら。
ブログ用_ギッザギッザチョッキン001

『プリキュアつながるぱずるん』より、
「ギッザギッザ(キルトランドのすがた)」「チョッキン(青)」です♪
フィギュアらしいフィギュアの製作は、ゼツボーグ以来、実に1年数か月ぶり。
ブランクはあったものの、なんとかサマにはなりました(^_^;)

ブログ用_ギッザギッザチョッキン002

ブログ_ギッザギッザチョッキン003

ブログ用_ギッザギッザチョッキン004

ブログ用_ギッザギッザチョッキン005

ブログ用_ギッザギッザチョッキン006

ご覧の通り、特にギミックのない固定フィギュアではありますが、プリキュアオールスターズと戦わせられるキャラクターですので、遊びの幅は広いです。


細かい記述は後にして、まずは実写版、メキシコキュアぱず劇場をご覧ください―――


 ☆  ☆  ☆

ブログ用_キュアぱず001
「きょうも、キルトランドはいいおてんきモフ~!」


((チョッキンチョッキン、チョッキンチョッキン))


「なんのおとモフ??」


ブログ用_キュアぱず002
「モフ~~!!こんなところにチョッキンがいる モフ~~!!」


ブログ用_キュアぱず003
「ギッザギッザ、ギッザギッザ~♪」
「わわわモフー!!!」


ブログ用_キュアぱず004
「ギッザギザに してやるよ~♪」
「モフ~~~!!ギッザギッザ モフ~~!!」


ブログ用_キュアぱず005
「お~や、またあったね。ぼくといっしょにぜ~んぶギッザギザにすればたのしいよ~?」
「ぷんぷんモフ!なんどたたかっても 浄化されないなんて しぶといモフ。はやくやめさせるモフ・・・こうなったら」


ブログ用_キュアぱず006

ブログ用_キュアぱず007
「プリキュアをよぶモフ!ゆめとおはなの ちからを おかりするモフ!」


ブログ用_キュアぱず008
「ごっきげんよぉ~~!!今日も良い天気で、幸せ満開だよ~!」

ブログ用_キュアぱず008素
「キュアフローラ モフ~!」

ブログ用_キュアぱず009
「今日のプリンセスレッスンは何かなぁ、頑張っちゃぅz・・・・・・???」
「あらら、ギッザギザにしてやるよ~~♪」

ブログ用_キュアぱず010
「うぇぇ??ここどこぉ?わたし、ミス・シャムールとレッスンの約束をしてて…」
「ここはキルトランド モフ。つながるぱずるんのバグスター…じゃなくて、
ツナガラーズを浄化して、わるさをやめさせるモフ。」

「じゃあ、レッスンは??」

ブログ用_キュアぱず011
「帰るには、はやく浄化して クリアするしかないモフ。」
「ええーっ!?」

ブログ用_キュアぱず012
「ツナガラーズを、浄化するモフ!!」
「ステキなショーのはじまりだよ~♪」「えええっ!?」
「せーのっ、プリキュア レッツゴー!モフ~」



 ~数分後~


ブログ用_キュアぱず013
「あらら~、ステキなショーだったよ~~…。」
「ご…ごきげんよう…(ゼェゼェ」
「やったーモフ!!さすがプリキュアはタフモフ!」


ブログ用_キュアぱず014
「つ…つかれたぁ…わたし、すっかり…息が上がっちゃって…」
「今のステージはまだあと2回のこってるモフ。コインをかせぐモフ!」
「ええっ…か、帰れないのぉ??」

(おしまい…?)



ブログ用_ギッザギッザ002第2形態顔あり
「たしかにみごたえのあるショーだったね。

けれど、ギッザギッザのショーは、

まだまだ、おわらないからね~♪」

(※画像の色彩をいじって、ステンドグラスのしまのすがたを再現しました。)


 ☆  ☆  ☆

おまけ①
ブログ用_ギッザギッザおまけ
「素敵な“ショー”だったよ~…」


おまけ②
ブログ用_ギッザギッザ他人の空似
他人の空似ってやつです


☆大きな写真はこちらをクリックしてご覧ください(Twitterモーメント)☆


 ☆  ☆  ☆

ご覧いただきありがとうございました。今回はストーリー仕立てでお送りしました。
我ながら、ツナガラーズよりもパズルンモフルンのほうに気合いが入りすぎた気もしますw

さて、細かい製作のポイントなどを以下に記述します。



〈ギッザギッザについて〉

キュアぱずではキルトランドのエリア1の敵幹部(つまり一番弱いボスキャラ)として登場し、
ネット上では“ギザギザおじさん”の愛称で親しまれていますね。


見た目は太ったピエロのようで愛嬌がありますが、

「ほぉ~らぁ!」 「ギッザギザぁ~」 「素敵なショーだったよぉ~」

といった挑発的な言動に、ゲームの難易度が相まって、序盤ではかなりイラっとしたプレイヤーも多いのではないでしょうか。とはいえゲームのリリースから数ヶ月も経った今ではプレイヤーの手持ちキャラも十分にレベルアップしていますから、エリア1など瞬殺。ギッザギッザもすっかりコイン稼ぎ用のサンドバッグ扱いされているかもしれませんねw

そんな私たち非課金勢にはありがたい存在になっているギッザギッザでしたが、5月下旬のアップデートにより解放された新エリア「ステンドグラスのしま」エリア1において、見違えるほどパワーアップして再び我々の前に立ち塞がりました。果たして今後はどのようにプレイヤーを苦しめてくるのでしょうか…

ブログ用_ギッザギッザ001第1形態顔あり
今回立体化したのは、キルトランドでのノーマル形態。(というか強化形態は想定外…)


ツナガラーズ製作記_001設計図

制作にあたって迷ったのが、どんな頭身で作るか。ゲーム中ではかわいらしくディフォルメされているものの、プリキュアよりも大柄に描かれています。
いつものようにフィギュアーツと合わせて遊ぶにはディフォルメ頭身は違和感がありますが、リアル頭身にアレンジしすぎてしまうと怖く見えてしまうので、

間を取って、ゲーム中よりは若干背を高くする程度にとどめ、どこか可愛らしさもある、魔人ブウのようなイメージで進めることにしました。

ツナガラーズ製作記_002最初期

ツナガラーズ製作記_006

ツナガラーズ製作記_007
最初はこのくらいの頭身でしたが、やや高すぎる気がしたため、

ツナガラーズ製作記_008頭身変更

ツナガラーズ製作記_010
途中で胴体を分断、長さを整えて再接着し、現在の頭身に変更しました。


主な材料として、
帽子・髪の毛・頭はダイソーの紙粘土、
顔面・腕・脚・お腹周りの一部はダイソーの石粉粘土
を使用しました。


ツナガラーズ製作記_012シール
目と口、おなかの黒い模様はマスキングテープに着色した手作りシールです。
ただし、にっこり笑った目や口などの表情は、人形に直接は書き込まず、パソコンで写真に書き足しています。そうすることで表情変えをして楽しめます。


●風船
今回一番のこだわりである・・・
ブログ用_ギッザギッザ003
この、風船は

ツナガラーズ製作記_003風船

ツナガラーズ製作記_004風船

ツナガラーズ製作記_005風船
まず、ギザギザハート型に切った厚紙に、
極細のステンレス針金(けっこう頑丈)を挟み込んで固定。


ツナガラーズ製作記_011風船
型紙に合わせて紙粘土(とても軽い)を盛りました。
本体が軽く、ひもが頑丈なおかげで、台座を一切使わずに、しっかり自立しています。

ひもの結び目の三角錐の部分は、プラモデルのランナー(枠)=プラスチック棒に穴をあけ、先端を鉛筆のように尖らせたものを、ビーズのように針金に通して作成しています。


●襟巻き
特徴的な襟巻きは、布製では形状が維持できないので、紙製にしました。
最初、厚紙で試したところひび割れたりしてしまい、失敗。
最終的には襟巻型に折ったコピー用紙を2枚貼り合わせて作りました。

ツナガラーズ製作記_013襟巻
その用紙をジャバラ折りにして…

ツナガラーズ製作記_014襟巻

ツナガラーズ製作記_015襟巻
両サイドを加工したうえで円形にしました。
この襟巻の中央に穴をあけて、首に通せば完成です。

ただ、その簡単な構造ゆえに、身体の上に頭が乗っかっただけの不格好な作りになってしまったのは少し反省点です(汗)

塗装の際は、全体を白(やや肌色寄り)で塗り、紫の縞模様は自作のシールで色分けしました。



〈チョッキンについて〉
チョッキンは頭のハサミで攻撃してくるツナガラーズの下っ端です。モフルンとの会話パートにも登場するおかげで、キュアぱずのザコ敵のなかで唯一名前が判っているキャラクターでもあります。目つきは悪いですが、ツナガラーズの中では見た目は可愛らしいほうですし、プリキュアに倒されると、胸のギザギザハート模様が消え、つぶらな瞳に変わるので、そのギャップも人気の理由の一つかもしれませんね。(性格もモフルンにフルーツを取ってあげるほど、おだやかなものに変わるようですね。)

今回はノーマルカラーとおぼしき、青いチョッキンを立体化しました。

ツナガラーズ製作記_009

主な材料として
ハサミは厚紙(プラモデルの空き箱)、頭は紙粘土、
顔面・胴体・手は石粉粘土、
腕・脚はプラモデルのランナー(枠)の切れ端、
足はプラモデルのランナータグ(板状の部分)の切れ端と木工用パテ
を使用しました。

また、目や口、ほっぺ、お腹のギザギザハート模様は手作りのシールですので、
つぶらな瞳のシールもつくってやれば、浄化された姿を簡単に再現できます。





今回も長々と綴ってしまいましたが、当ブログ記事にお付き合いいただきありがとうございました。今回はプライベートで脚の手術を受け、3ヶ月もの間仕事を休んでいたのが幸い(?)し、通院の合間をぬって、それなりに良いものが作れたと自負しております。

現在では制限つきで仕事に復帰したものの、当分リハビリは続きますし、落ち切った体力の維持・体調管理も大変で、時間の確保が難しい状態ではありますが、また面白いものを作れるよう、アイディアを温めたいと思います。ほどほどにご期待くださいませ(笑)

ところで、先日声優さん方のSNSで情報解禁されましたが、
『スマイルプリキュア!』がキュアぱずに参戦決定したそうですね☆

ブログ用_キュアぱず_スマプリ参戦
みごたえのある ステキなショーを きたいしているよ~~♪


☆ULTRA HAPPY☆

【自作フィギュア】12のリンクルストーンの精霊


今回も自作フィギュアの紹介記事です。作品自体は2017年1月末に完成したものですが、
2月~3月にかけて仕事・海外旅行・膝の手術・入院…と、バタバタしておりまして、
ブログの更新が遅くなりましたm(_ _)m






ごきげんよう~!!
・・・と言っていたのも懐かしいですね。
プリキュア関連の自作フィギュア作りもほぼ1年ぶり。すっかりご無沙汰しております。
みなさん、お元気でしたか?



さて、今回紹介する作品はこちら。

  \ ミ ト メ ー ル !! /
ブログ用_ミトメールwithモフルン


『魔法つかいプリキュア!』より、
ブログ用_ミトメール集合
(背景はサイズ比較用のFiguartsキュアトゥインクルの段ボールw)

12のリンクルストーンの精霊 を作りました。

レインボーキャリッジの出現と共に突如現れたゆるキャラさんたち。
インターネット上では彼らが言い放つ“伝説の祝福の言葉”から、
ミトメールさん」と呼ばれることが多いようですね。


我々の前に初めて姿を現したのは、リンクルストーンのおもちゃでしょうか。
本体についた「のぞき穴」を覗くと精霊さんたちのマークが見える仕様になっていましたね。

また、前期オープニングの映像でも、色違いや本編未登場の個体を含め、いち早く登場していました。


そして満を持して、というかまさかのTV本編にも登場。
つぶらな瞳でじーっとプリキュアたちを見守りつつ、何をするでもなくプカプカ宙に浮いている、そんなかわいい見た目に反し、プリキュアたちの行いを認めては祝福の言葉を送る大物っぷりを発揮するそのギャップ。
そして、大いなる混沌を退ける太陽の魔法陣を完成させる、そんな重要な立ち位置でありながら、普段は人畜無害すぎてプリキュアたちには気にも留められていない、そんなチグハグ具合が面白いキャラクターたちでした。



・・・脱線しましたが、フィギュアの話に戻ります(汗)
2016年12月末に本編を見返す“資料集め”を開始し、1月初めに作業に着手。
そこから3週間ほど(実質作業日数は6~7日ほど)で完成させました。
以下、制作の工程や、そこに至るまでの過程を綴ります。




☆  ☆  ☆




今回の作業自体は ほとんどが石粉粘土による造形ばかりですが、全体の工程を紹介し、
後ほど1体ずつに関して、細かなポイントを書き記します。


◆作業の流れ

まずは、リンクルストーンやレインボーキャリッジのおもちゃの公式サイトにある精霊たちの画像および、TV本編の描写を参考にデザインを決定、正面から見た図を下描きし、大きさを定めます。
ブログ用_ミトメール005図面

ブログ用_ミトメール004図面
(枠は2.5cm四方。劇中の本物よりは、おそらく小さいです。)

さらに、TV本編とにらめっこしながら、
細かな表情,横から見た様子,背面の様子など、立体化に必要な要素を抽出し、
実際の手作業のなかでアレンジを加えつつ、カタチにしていきます。


私のフィギュア作りのこだわりとして、『設定画を忠実に再現する』よりは、
『本編の映像を通してみんなが目にしたものを再現する』というのが好みですので、
今回もおもちゃ公式サイトのデザインよりは、TV版のバランスに近づけたつもりです。


続いて、用意した下描きに合わせて、
おおまかな輪郭を(ダイソーの)石粉粘土で造形します。
ブログ用_ミトメール001造形開始
この段階ではまだざっくりとしていて薄っぺらいですね。(それでも、Twitterに添付したところ、いち早く精霊さんだと分かってくださる方がいらっしゃって驚きました 笑)

こうして先に輪郭を作っておけば、造形するうちに大きくなりすぎたり、小さくなりすぎたりしにくくなります。(←過去に何度も失敗しているw)


あとは適宜、粘土を盛ったり削ったりを繰り返し、針金や木工用ボンドなどで仮組みしつつ、
形や重量バランスを整えていきます。
ブログ用_ミトメール002造形

ブログ用_ミトメール003造形
(この段階ではTwitterでも意外と反響がありました。
これっぽっちの情報量で、みなさんよく精霊さんだと分かりますよねぇ…嬉)



ブログ用_ミトメール018塗装終わり

仕上げにサンドペーパー(#180,#800,#1000を使用)で形を整え、
ダイソーのアクリル絵の具で着色。模型用の水性トップコート〈つや消し〉を吹けば完成です。


最後に顔を描き込・・・まずに、妹からの助言により、私の立体作品の毎度おなじみの手
=「顔は写真を撮ってからパソコンで描き込む 作戦」を採用しました。
そうしておけば、表情変更も簡単ですからね♪
・・・本当は、お人形が小さすぎて描ける自信が無かっただけです、、(汗)


また、当初はそれぞれ穴を開けて、ガシャポンフィギュア用の小さな台座を挿し込めるようにし、浮遊した状態を再現する予定でしたが、見栄えが悪くなると嫌だったので、ひとまずそのままにしておきました。
なので、自立できる帽子やリンゴはまだよいのですが、ブドウやニンジンなどはテープなどでゆるく固定しなければ写真撮影もできない状態です(苦笑) もしかしたら手を加えるかも。。





◆個々の制作ポイント

さて、ここからは1体ごとのポイントを記述します。


トパーズ(バナナ)
ブログ用_ミトメール032バナナ前

ブログ用_ミトメール037バナナ後

ブログ用_ミトメール036バナナ右 ブログ用_ミトメール033バナナ下
ブログ用_ミトメール035バナナ上 ブログ用_ミトメール034バナナ左

『ミトメール』したのは32話。

『スマイルプリキュア!』のバナナデコルのようなリアル寄りのバナナとは違う、ちょっぴり変わった形をしていますね。薄いバナナを3層に重ねたものなのか、はたまた、向かって右側に細いバナナが2本付いているのか…散々迷った挙句、アイキャッチの描写などから判断し、後者を採用。裏表対称の形状になりました。なにぶん、一番最初に最初に『ミトメール』して消えてしまったために、最も資料が少ない精霊さんと言えるかもしれません。


ヘタの部分はプラモデルのランナーをT字状に切ったものを差し込んでいます。

ブログ用_ミトメール010バナナのへた

ブログ用_ミトメール011バナナのへた

ブログ用_ミトメール012バナナのへた
差し込む棒の部分は敢えて乱雑に削り、接着剤(木工用ボンド)が定着しやすいように工夫しました。

ブログ用_ミトメール013バナナのへた



ムーンストーン(月)
ブログ用_ミトメール067つき前

ブログ用_ミトメール068つき横 ブログ用_ミトメール069つき横
ブログ用_ミトメール070つき下

『ミトメール』したのは33話。

元の宝石は青っぽい輝きが幻想的な白色の石で、リンクルストーンの色も白です。
一方で精霊さんは、名前由来のモチーフ、三日月の形をしています。
石粉粘土のみで造形しました。



ルビー(りんご)
ブログ用_ミトメール024りんご前

ブログ用_ミトメール025りんご前 ブログ用_ミトメール027りんご上
ブログ用_ミトメール026りんご後 ブログ用_ミトメール026りんご下

『ミトメール』したのは34話。

ルビーのイメージ通りの真っ赤なりんごがモチーフ。
造形に関しても「小さいりんごを作りました」としか言いようがありませんw

本体は予め芯材用に用意していた紙粘土の玉の周りを、石粉粘土で覆って造形しています。
りんごのヘタは細くした竹製の爪楊枝に着色したもの。アメジスト(ぶどう),ペリドット(メロン)でも同じものを使用しましたので、これについては後述します。

葉っぱは厚紙を切り出したもの。真ん中の線は着色後にシャープペンで書き込み。
ヘタの付け根と底面にはくぼみがあります。



ガーネット(ニンジン)
ブログ用_ミトメール042にんじん前

ブログ用_ミトメール043にんじん ブログ用_ミトメール044にんじん
ブログ用_ミトメール047にんじんヘタ ブログ用_ミトメール046にんじんヘタ
ブログ用_ミトメール045にんじん

『ミトメール』したのは35話。

ガーネットといえばルビーよりも濃い赤色のイメージですが、実際には様々な色があるようです。リンクルストーンもオレンジ色を採用していますね。

精霊さんはそんなオレンジ色のニンジンがモチーフ。いつぞやの『ニンジンの妖精』と違って、おままごとの玩具のような可愛らしいデザインです。
黒いラインは塗装前に爪で軽くなぞって溝を掘り、塗装後に0.3mmのシャープペンでスミ入れしました。
葉っぱの部分は劇中で描かれていた通り、上から見ると星型に見えるように作りました。
本体と葉っぱは短く切ったアルミ針金と木工用ボンドで二重に固定しています。



サファイア(貝)
ブログ用_ミトメール028貝前

ブログ用_ミトメール029貝右 ブログ用_ミトメール030貝下
ブログ用_ミトメール031貝上

『ミトメール』したのは36話。

サファイアスタイルの属性『水』を彷彿とさせる貝殻がモチーフ。
これも石粉粘土のみで造形しました。裏表同じ形です。



アクアマリン(雪だるま)
ブログ用_ミトメール057ゆきだるま前

ブログ用_ミトメール059ゆきだるま横 ブログ用_ミトメール058ゆきだるま後

『ミトメール』したのは39話。

元の宝石の色は透明~水色で、リンクルストーンの色は水色です。
水を思わせる名称ですが、水属性のサファイアとの区別化なのか、アクアマリンの属性は氷。したがって形は雪だるまがモチーフです。

すべて石粉粘土で制作し、胴体と頭、頭と帽子はアルミ針金と木工用ボンドでそれぞれ二重に固定しています。帽子は水色よりはやや緑がかった色で着色しました。

横から見るとやや前傾姿勢になっています。これは一応劇中通りです。
ただ、もう少しもっちりした感じの見た目に出来たらよかったかなとも思います。



タンザナイト(流れ星)
ブログ用_ミトメール064ほし前

ブログ用_ミトメール065ほし後 ブログ用_ミトメール066ほし横

『ミトメール』したのは40話。

リンクルストーンはもとの宝石と同じ濃い紫色で星と月が模られていました。
一方で精霊さんは、夕暮れ時の空のようなその色からか、流れ星のデザインが採用されており、ほうきの部分が濃い青紫色で表現されています。

本体は石粉粘土で造形。上部に入れた切り込みに、クリアファイルの切れ端で作ったほうきを挿し込んでいます。
ブログ用_ミトメール007星のほうき
ブログ用_ミトメール009星のほうき

ほうきはもう少し赤みを強くした紫色で着色してもよかったかなぁ...。



アメジスト(ぶどう)
ブログ用_ミトメール060ぶどう前

ブログ用_ミトメール061ぶどう横 ブログ用_ミトメール062ぶどう下
ブログ用_ミトメール063ぶどうヘタ

『ミトメール』したのは42話。

空間移動が可能なリンクルストーン。そのモチーフは元の宝石と同じく紫色のぶどうです。

ブログ用_ミトメール006ぶどう図面比較
アイキャッチではぶどうの粒が一つ一つ分かれていましたが、おもちゃのHPにある精霊のイラスト、及び劇中のほとんどの場面ではぶどうの粒は分かれていません。今回は後者を採用し、ぶどうの輪郭を形作るまでにとどめました。

まずは石粉粘土の粒を6つ作って接着し、粒一つ一つが分かれた状態のぶどうを作ります。そして、粒と粒の隙間を粘土で埋め、造形しました。
ヘタの部分はルビー(りんご)、ペリドット(メロン)と同じく、補足した竹製の爪楊枝を貼り合わせてT字にし、濃い紫色に塗装してから本体に挿し込みました。



ピンクトルマリン(桃)
ブログ用_ミトメール048桃前

ブログ用_ミトメール049桃後 ブログ用_ミトメール050桃斜め
ブログ用_ミトメール051桃上 ブログ用_ミトメール052桃下

『ミトメール』したのは44話。

劇中では、戦闘中に最も酷使された多用された銀魔法のリンクルストーン。主にフェリーチェが使用し、ピンクの花型のバリアでまさに攻防一体の活躍を見せました。
その精霊さんは名前の通りピンクの桃がモチーフ。

これも石粉粘土製です。本体と葉っぱは別の部品として作り、木工用ボンドで貼り付けています。葉っぱには彫刻を施していますが、隠れてしまってあまり分かりませんね(汗)



ペリドット(メロン)
ブログ用_ミトメール053メロン前

ブログ用_ミトメール054メロン横 ブログ用_ミトメール055メロン後
ブログ用_ミトメール056メロンへた

『ミトメール』したのは46話。

リンクルストーンの色は元の宝石と同じく黄緑色。その色と同じメロンが精霊さんのモチーフです。

ルビー(りんご)と同じく、紙粘土の球を芯材にし、石粉粘土で覆って造形。
きちんと自立するように、下部をやや重くしています。(起き上がり小法師の要領です)

ヘタ部分はアメジスト(ぶどう)とまったく同じ、補足した竹製の爪楊枝をT字に貼り合わせたものを使用。本体と同じ薄緑色で着色しています。
本体の網目模様は塗装前に爪で軽くなぞって溝を掘り、塗装後に0.3mmのシャープペンでスミ入れしました。



※※りんご、メロン、ぶどうのヘタ部分について補足※※

先述しました通り、補足した竹製の爪楊枝でできています。
ブログ用_ミトメール017爪楊枝へた

これは以前、韓国旅行に行った際に極細の竹製の爪楊枝がお店で出てきて、使わなかった分を1本持ち帰ったのですが、それが細かな箇所の塗装に使いやすいことが分かりました。
(キュアキャンディの背面のスマイルパクトキャリーの金色のラインはそれで描きました。)


そして後日、伊勢志摩旅行に行った際に似たものが500本入りで売られているのを見て購入しました。

ところが500本も入っていると、そのうち数本はハズレがあるものです…。
案の定、数本は繊維がほぐれて爪楊枝としては使い物にならない状態でした。が!
ボソボソにほぐれているおかげで、縦に割くことができ、通常よりも細い竹爪楊枝をさらに細く加工することに成功しました。まさに怪我の功名ですね(笑)
これが精霊さんのサイズにぴったりだった、というわけです。


※ ※ ※



ダイヤ(帽子)
ブログ用_ミトメール019ぼうし前
(アップにすると粗が目立つなぁ...苦笑)
ブログ用_ミトメール020ぼうし左 ブログ用_ミトメール021ぼうし後
ブログ用_ミトメール022ぼうし右 ブログ用_ミトメール023ぼうし下

『ミトメール』したのは48話。

モチーフは本作のメインアイテムにふさわしい、魔法つかいの帽子ですが、一般的なダイヤから思い起こされる「無色透明」「シルバー」「白」などとは全く異なる、赤紫色が主体です。
帽子のつばの前面にはピンクのハート飾りが、とんがりの先端には紫の星飾りが付いており、ミラクルとマジカルのモチーフが取り入れられています。ダイヤのイメージとは程遠いですが、まほプリファンにしか分からない暗号のようで私は好きです(笑)

本体は全て石粉粘土製。帽子のつばは前後が短く、左右が長い。向かって左は上向きに、右は下向きにカーブしています。


ハート飾りと星飾りはいずれも厚紙(紙粘土の空き箱)製です。同じ形に切りだした厚紙を木工用ボンドで何枚も貼り合わせて作りました。本当はビーズ飾りなどを使いたかったのですが、期日内にちょうど良い物を見つけられませんでした(汗)

ブログ用_ミトメール015帽子のかざり
貼り合わせた厚紙の間には、極細のスチール針金を仕込んでいます。この針金を後に、本体に埋め込むわけです。写真は星飾りの作業の様子ですが、ハート飾りも同様です。


ブログ用_ミトメール014帽子のかざり
帽子本体に切り込みを入れた様子。

ここに針金をセットしたら、一旦粘土で埋めてしまいます。

ブログ用_ミトメール016帽子のかざり

粘土が乾いたら一度引き抜き、本体と飾りを分割。
先に塗装を済ませてから、最後に再び合体させて完成です。


紫の星飾りの位置ですが、本編やアイキャッチを含めた劇中のほとんどの場面では

とんがりの先端にぶら下がっているように描かれていましたが、

ダイヤ・エメラルドが『ミトメール』した第48話では帽子本体前面、画面向かって右側に貼りついているように描かれていました。

単なる描き手さんのアレンジなのか、それとも星飾りは浮遊していて位置が決まっていないのか…などなど考察しましたが、今回は個人的に気に入った方=とんがりの先端verを採用しました。


場面によって形状が異なる、というのは立体化において非常に難しいポイントです。
アニメはあくまで画面を通して見る媒体ですので、「画面映え」するように強調して描かれたり、描き手さんの解釈の違いやクセが反映されたりと、表現の仕方にある程度の違いが生じます。

それを立体化する際、公式の設定資料を参考にするのが一般的でしょうが、私は手元に資料のないキャラクターを作ることが多く、どうしてもTV本編の描写から要素を拾っていかねばなりません。そんなとき私は、“拾った要素の最大公約数”的なデザインを導き出し、それに自分の好みのアレンジを加えて作り上げることにしています。

描き手さんのアレンジの意図を考えてみたり、実はこんな裏設定があるのでは??など考察してみながら作業するのもまた面白いです。



エメラルド(花)
ブログ用_ミトメール038はな前

ブログ用_ミトメール040はな下 ブログ用_ミトメール041はな上

『ミトメール』したのは48話。

ピンクと黄色のお花の形で、フェリーチェのモチーフが取り入れられています。
これもダイヤと同様、元の宝石の色・意匠が全く見られません。私好みですw

しかしあまりにもエメラルドの緑の意匠がなさすぎるので、
「ひょっとして裏面は緑色の茎が付いているとか?」なんて考えたりもしましたが、
劇中で描かれた姿は前後対称。裏面もピンクと黄色のみでした。


これも石粉粘土のみで作成。中央の大きな球体1つと、花びら用の小さい球体5つを用意して大まかなバランスを調整してから、適当に削って接着し、全体に粘土を盛りなおして造形しました。






これにて、今回の製作過程記事はお終いです♪
長々とした文章にお付き合いいただきありがとうございました!


この1年間は以前と比べて生活環境がガラッと変わってしまい、
例年と同じようにプリキュアを応援したくとも、TV本編&映画の視聴と、Twitterやアニメ誌で情報を追う程度が精一杯で、なかなか思うように時間を割けず悔しい思いをしておりました。
(↑これだけできたら充分な気もしますが…)

そうこうしているうちに1年が過ぎ去り、立体作品作りにもブランクが…。

工作に費やせる時間がなかった、なんてことはありませんが、
次の一歩が踏み出すのがすっかり億劫になってしまっていました。


しかし、私も皆さんと同様、『まほプリ』が大好きなことに違いはありません。
自分が、自分なりのやり方で、そのキモチを残せるとしたら??


    また、何か作ろう。」 選択肢はその一択でした。


やるなら、最終回までに間に合う今しかない、でも何を作ればいい??
時間の確保も難しく、ブランクができてしまっている今の自分に、どんなものが作れるか…。

頭で考えるだけでジッとしていても仕方がないので、まずは9ヶ月も放置されて固まりかけていた、使いかけの石粉粘土をこね直すことから始めました。
ジップロックに入れて日の当たらない場所で保管していたおかげで、かろうじて生きていました。
水を加えてはこね、水を加えてはこね、最初は手で行っていた作業も、しまいにはうどん作りのように、ビニル袋に入れて足でこねていました。
ブログ用_ミトメール000石粉粘土

作業中はまるで、凝り固まっていた自分の心を解きほぐすかのような気持ちでした…。大げさなようですが。
そうして完全復活を遂げた粘土を今回使用しました。



で。

いよいよ何を作るか?? というところで候補は色々考えましたが、やはり

・皆が分かるTVシリーズ中のキャラクターで、
・立体物としてはマニアック
・けれど見栄えがするもの

そして

・鈍ってしまった自分の造形スキルでもなんとか作れそうなもの

という基準で精霊さんたちをチョイスしました。


最後の最後になってしまいましたが、なんとかカタチに残るものを作りたい…という思いは果たせたと思います。同時に、鈍っていると思い込んでいた造形スキルや、かつてのような熱意やワクワクを取り戻すことができたと感じています。

かつてのようにはいかないかもしれませんが、プリキュアシリーズが続く限りは、これからも変わらず愛していきたいと思います。
私の場合、風変わりな愛情表現ばかりですけれど、ね(笑)


ではまた、次の立体作品か聖地巡礼の記事でお会いしましょう。
未来(あした)もいい日にな~れ!

☆ULTRA HAPPY☆

【自作フィギュア】コラム~なぜ粘土や廃材を使うのか~

たまにはこういう内容も記事にしてみます。

先日の川越巡りの際、カラスダくん人形(量産型)たちをお渡しした際に、ぽん吉さんから
「なんで、パテじゃなくて粘土で、こういうものを作ろうと思ったの?」という質問を頂きました。
そのとき、長崎旅行からの連戦で頭がぼ~っとしていた私は、何と答えたか覚えていません。。というか、トンチンカンな答えをしてしまった気がしますw

そこで改めて、私の工作スタイルとその所以に関してここに記述いたします。


まず、簡単にまとめると、私が100均アイテムや廃材を使う理由は…

・そもそも“フィギュア作り”をしようとして工作を始めたわけではなかったから。
・素材探しをしているうちに、気づいたらこうなっていたから。
・小学生の時に行っていた工作でも、100均アイテムや廃材を使っていたから。
・私自身が相当なケチンボだから。
・高価な素材を使って失敗するぐらいなら、安い素材で安心して作りたかったから。
・粘土や紙のほうが、多少の誤魔化しが利いて、案外扱いやすいから。
・工作は自由だから。


こんなところでしょうか。。


今ほどではありませんが、趣味としての工作は小学生のころにも行っていて、発泡スチロールなどの廃材や、100円ショップの画用紙を使って仮面ライダー龍騎・ブランク体のカードデッキや剣(ライドセイバー)などを自作していました。
(今でも廃材を主体に工作するのはその名残でもあります。)


その後、長らく工作からは離れていましたが、2012年の『スマイルプリキュア!』のやられキャラ、アカンベェ(赤っ鼻)を作ったのをきっかけに、フィギュア工作を始めました。当初は立体作品ではなく、アカンベェの顔面を模した平面的なマグネットのようなものを作り、「磁石で貼り付けたものが何でもアカンベェになるぞ~」・・・という単純なものに仕上がる予定でした。


ある日、100円ショップ・ダイソーでいつものように買い物をしていると偶然、磁石の付いた赤い球体「ボールマグネット(赤)」を発見しました。(2016年3月現在では生産終了したのか、ほとんど見かけなくなっています。) それを見た瞬間、「これは、アカンベェの鼻に使える!!」と思い、それまで構想していた平面的な工作をやめて、立体的な人形を作ろうという考えにシフトしていきました。


ただし、ここでも作りたかった人形は「フィギュア」というよりも、顔や手足の部品を交換して他のアカンベェを再現したり、身体の各部を可動させたりして、色々遊べる「玩具」でした。
そのため、「普通のフィギュアのように、パテや粘土で造形して作る」という意識がそもそもありませんでした


方針が決まるとさっそく、ボールマグネット(=鼻)の大きさを基準に、アカンベェの目や口、手足などのサイズを検討していきました。鼻をダイソーのマグネットで再現するので、ひょっとして他の部品も100円ショップのアイテムを改造して作れるのではないかと考えていました。

その結果、口はダイソーのネオジム磁石(小サイズ・8個入り)で胴体に接続する方針に。
足首から下の部分は、形状・可動ともに申し分のない、100円ショップ・Seriaの自動車内向けの荷物かけフック(Q-hook)を改造して骨格にする方針にしました。(こちらは他の100均でも販売されています。)


こんな風に、できることならアカンベェの全パーツを、100均アイテムや手近な素材の中から適したものを選び出して作っていきたいと考えていました。しかし、腕や脚に関しては、形状や太さなどを考えると、100均アイテム(太い針金など)や、プラモデルの腕・脚といった、既製品の流用では再現できないと分かりました。

そこで、足りない部品や、骨格以外の肉の部分を自力で造形する方針に変更しました。
このタイミングでようやく手を出したのが紙粘土。紙粘土を扱うのは中学校の美術以来で苦手だったとはいえ、他の素材に比べれば、使い勝手ぐらいは分かります。また、ダイソーの紙粘土ならば安価な割には量が多く「多少失敗してもまあ、いいか。」と思える安心感がありました

実際、ネットで調べてみると、紙粘土を利用して可愛らしいフィギュアを作る人もいますし、
アカンベェぐらいデカいキャラクターならば、そこまで細かい造形作業をするわけではないので、紙粘土でも十分にやっていけると考えました。

また、普通のフィギュアよりも大きな腕や頭のついた可動式玩具を作るわけですから当然、重量バランスを考えなければまっすぐに立たせることも、腕を上下させることもままなりません。つまり、重いパテを使った工作は無理だということです。その点、紙粘土はとても軽い素材ですから、頭や腕の部品を作るのに非常に適していました。むしろ、「紙粘土じゃなきゃ無理」なぐらいでした。

アカンベェ(赤っ鼻)は「試し」に作ってみる意図もあったので、造形はすべて紙粘土で行いましたが、新たな作品を作っていくうちに、細かい造形が必要な箇所が出てきたり、フィギュアの下半身など重量が必要な箇所が出てきました。そんなときには、ダイソーの石粉粘土を使用するようになりました

石粉粘土は紙粘土をベースに石の粉を混ぜたような材質で、紙粘土に比べると少し重いですが、乾くと固くなってカッターや彫刻刀で彫ることもできますし、ヤスリで削れば表面をピカピカに磨き上げることもできる便利な素材です。また、パテと違ってベタベタしないので手で触りながら形を整えることができます。

ダイソーでは現在でも、パッケージと内容量が変更された石粉粘土がダイソーで売られているほか、Seriaでも同様(というかむしろ高品質?) の商品が扱われていて、入手しやすいです。



紙粘土と石粉粘土は、安い上に、それぞれの長所を生かして使い分けたり、合わせて使うと絶大な効果を発揮します。
カッチカチに乾かしたパテに比べれば弱い素材ですが、その分、多少の誤魔化しも利くので、私にとってはむしろ使いやすいです。

また、弱い素材とは申しましたが、実はそうでもなくって、、
よく「粘土って脆いんじゃないの?」と言われますが、それは使い方次第です。よほど細くて折れやすい部品でないかぎり、軽くて柔らかい紙粘土(アカンベェの腕とか)は、大人の背丈ぐらいの棚から落としたぐらいではびくともしませんし、固い石粉粘土も(薄っぺらい部品でなければ)誤って作業中に二階のベランダから落としても無傷でした。(ゼツボーグの靴の部分とかw)


もちろん、紙粘土でも石粉粘土でもどうしようもない箇所も現れます。そんなときはさすがにパテを使います。特に、石粉粘土は薄く延ばすと脆いので、ハイパーアカンベェの目なんかはプラスチックの板の表面を木工用パテで平べったく覆って造形しました。また、自作フィギュア以外でも、古いプラモデルなんかを作る時は模型用エポキシパテで補修します。


 ~  ~  ~

ごめんなさい、無駄に長々と書いてしまいましたが、いきさつはこんなものです。


一般的なフィギュア作りの方法として、既製品のプラモデルやフィギュアを改造する方も多いですが、
そうした商品は小学生~中学生頃の私にとって「誕生日や何かのご褒美に買ってもらう高級品」でした。今でもその意識が抜け切らず、壊してしまうのがもったいなくて、素体として使うことはまずありません。

きちんとした模型用のプラ板やパテを使って工作すれば、より精巧で丈夫な作品を作ることができますが、現状では粘土と廃材だけで十分やっていけているので、今でも工作スタイルは変わっていません。

というか、単純にお金をかけたくないという、私自身のケチンボな性格が一番の理由のような気がしますww


また、身近な素材や廃材を使って模型をいじる手法も、決して悪い方法ではないと思っています。
例えば小学生のころに読んだ『ガンダムSEED スペシャルプラモブック』 という初心者向けのプラモ本でも、紙粘土を使った改造法が掲載されていましたし、
近年『HOBBY JAPAN』でガンプラ作例が掲載されていたり、「炎のガンプラ教科書」「〃トライ」などのムック本の表紙を飾っているプロモデラー“セイラマスオ”さん (以前プレバンで受注されていた「ターンエーガンダムシン」とかを作った方)も、
基本的にはランナーなどの廃材をプラ板代わりに使ったり、100円ショップの工具・接着剤だけで、非常に精巧な作品を作られているそうです。(詳しくは「炎のガンプラ教科書トライ」に記述されています。)

あくまでこれは特殊な事例とはいえ、プロの方でも安い工具や材料を使って見事な作品を作られていることを知って、自分のやり方もそこまで悪いものではないと思えるようになりました。要は、素材や道具をどのように工夫して使うかがミソなのだと思います。カタチにさえできれば、工作は自由なのです。



でも確かに、改めて自分の工作を見つめ直してみると、作品の内容、手法のいずれも、他に類を見ないような気がします・・・。(邪道すぎて、結果、誰も真似してくれないし、私が何を作ってもそれほど驚かれない…苦笑)
その分、みなさんには私の工作スタイルに関するイメージが浮かびにくいと思うので、普段の作品の製作過程記事はなるべく詳しく書くことにしています。

長々と書き連ねてしまいましたが、これからもこんな私の工作を見て、ちょっとでも参考にしていただけば幸いです。

☆ULTRA HAPPY☆

【自作フィギュア】カラスダくん人形(量産型)

さて、西は長崎、東は埼玉&東京まで及んだ「2016年3月・プリキュア聖地巡り強化週間」の一連のブログ記事はご覧いただけましたか?
長崎の旅と、関東の旅の間に、空白の1日が存在したわけですが、もちろんその間、長崎旅の後片付けや関東旅の準備を行っていました。しかし、それだけではありませんでした。

―その1週間前から、どこにも情報を出さず、極秘でフィギュアを作っていたのです。


それがこちら。
ブログ量産型カラスダくん001
カラスダくん人形(量産型) です。

ブログ量産型カラスダくん002
2013年にも似たものを作りましたが、今回は2体作りました。

このカラスのキャラクターは、踊ってみた動画などで有名な、プリキュア大好き・ぽん吉さんのTwitterアイコンに使われているオリジナルのキャラクター・・・というより、マークとでも言うべきでしょうか。それを私なりにアレンジしたものです。

今回、ぽん吉さんと一緒に川越観光をするにあたって、記念として急遽製作しました。
完成したのはなんと、長崎から帰って来た翌日、関東行きのバスに乗った、まさにその日です。
本当は長崎に行く前に完成する予定でしたが、間に合わず、結果このような過酷なスケジュールになりました(苦笑)

ブログ量産型カラスダくん003c
大きさは5cm程度。2体とも大きさはほぼ同じですが、顔や体つきが異なります。
1体1体ハンドメイドした・・・といえば聞こえは良いですが、あくまで急ごしらえの手づくりなのでハッキリ言って不揃いなのです。

元々は1体作って、それにプラスアルファとして予備パーツを少しだけ用意するつもりでしたが、どうせ作るならと、結局1体分まるごとのパーツを揃え、2体になりました。

予備を作った理由は、そう、遠く離れた関東まで持っていくため。
万が一運搬中に壊れてしまっても、予備があれば安心だと思ったのでした。
完成品は2体とも、埼玉県川越市の観光をした際に ぽん吉さんご本人に差し上げました。
(2013年版のカラスダくんもお見せしました。)

ブログ量産型カラスダくん003

ブログ量産型カラスダくん003b
中央の子は、帽子やくちばし、足などを2セット作ったうちの、綺麗なパーツを寄せ集めたイイトコ取り仕様に仕上がっています。左の子が予備でした。


 ☆  ☆  ☆


さて、製作期間は非常に短かったため、製作過程・・・というほどの内容は記述できませんが、一応説明いたします。

基本的には、2013年に作った「カラスダくん人形」と同じ構造です。ただし今回の量産型はそれよりも一回り小さく仕上げました。
しばらくの間に工作技術が上がっているので、2013年版よりは多少きれいな出来です。

まずは全景。
ブログ量産型カラスダくん004

ブログ量産型カラスダくん004b


ブログ量産型カラスダくん005a

ブログ量産型カラスダくん005b


ブログ量産型カラスダくん006a

ブログ量産型カラスダくん006b

ブログ量産型カラスダくん007



頭は紙粘土を丸めた玉の表面を石粉粘土で覆った粘土玉をベースに、石粉粘土で造形しました。その粘土玉は予めいくつかストックを用意してあったので、この過程はあっという間に終わりました。
目玉は頭に直接粘土を盛りつける形式で、石粉粘土で造形しました。
クチバシは前回と同じく、頭とは別の部品として作成。石粉粘土で造形して作りました。

胴体も石粉粘土で造形。これも前回と同じです。

ここでちょいと補足。

 ~ 補足 ~
過去のサイアークやゼツボーグのブログでも述べましたが再度。


ゼツボーグ補足用写真_039ランナー
プラモデルのランナー(枠)。部品を切り離した後のランナーは不要になりますが、私は
プラスチックの棒として使うほか、板状の部分(ランナータグ)もプラ板代わりに使います。
また、色や材質はプラモデルごとに様々なので、必要に応じて使い分けています。



ブログ用サイアーク材料003ワイヤー
太い皮膜付き針金。
10年以上前の、黒い針金です。可動式の自作フィギュアを作る時は毎回使っています。
ただし、使うのは針金部分ではなく、それを覆う黒いビニル皮膜のみ。
皮膜をひっこぬいて、ネギを切るように小口切りにすれば、
後述のポリキャップ(PC)パーツのランナー枠がぴったりとハマる差しこみ穴として使えます。

となりの白い針金は最近買ったもの。
太い皮膜付き針金シリーズはダイソーでは長い間絶版になっていましたが、
つい最近復活しました。品質は昔の方が高いですが、ないよりはずっと良いです。



ブログ用サイアーク材料001PCパーツ
ガンプラのポリキャップ(PC)パーツです。
関節などに使われる、柔らかくて小さな部品です。
少し古いプラモデルだと毎回必ず余りが出るので、取ってあります。

私は可動式のフィギュアを作る際、
余ったパーツだけでなく、使用済みのランナーも材料として使います。
(むしろ、枠ばかり使って、パーツを使うことはほとんどない。)

普通のランナーよりも柔らかくて粘り気があるので、
先ほどの針金のビニル皮膜と合わせて 可動部位などに利用すると
保持力が高く、とても使いやすいです。


 ~ 補足終わり ~




頭と胴体の接続部は、「ポリキャップ(PC)」と呼ばれるプラモデルの柔らかい部品のランナーを挿しこみ棒として、太い皮膜付き針金の黒い皮膜だけを輪切りにしたものを挿しこみ穴として使用しました。おかげで、高い保持力を発揮しつつ、首を360°回転させることができます。

頭・胴体・クチバシはすべて、ダイソーのアクリル絵の具を筆塗りしました。
黒は「真っ黒」ではなく、少し茶色に近付けた色合いにしてあります。

筆塗りの際は、なるべく小さな筆を使い、
縦→乾かす→縦→乾かす→横→乾かす→横 という基本的な方法を用いています。
水加減については「実際にやってみて慣れてください」としか言いようがありません・・・。



足はプラモデルの部品を切り取った後の、要らなくなった枠(ランナー)で作成。
ブログ量産型カラスダくん008a
2013年版のカラスダくんの足の指は、黒い針金を木工ボンドで無理矢理貼り付けただけの弱い作りだったので、今回は頑丈になるよう改善しました。

ブログ量産型カラスダくん008b
試験的に、2体とも指の繋ぎ方を変えてみました。

足に使ったランナーというのはプラモデル用の専用台座「アクションベース」を切り取った後の、比較的細い黒ランナーです。本体に合わせてなるべく小さく作ったつもりでしたが、結果的に針金で作った2013年版カラスダくんの足と同じサイズになってしまい、身体の大きさの割には大足になってしまいました。でも、以前にも増して安定して自立できるので、良しとしました。

その後、胴体にいくつか試しに穴を空けた後、一番安定性の良い穴を選び、木工ボンドを塗った足を挿しこみ、固定しました。黒い色は成形色のままです。


ブログ量産型カラスダくん010
ネクタイは「プチッガイ(フューチャーピンク)」のランナーの、板状の部分(ランナータグ)から削り出して作りました。薄いピンク色のままだと物足りないので、メタリックレッドのラメ入りポスカで斜線を描きました。あと、段差になっている結び目の部分との境目には、シャープペンで薄くスミ入れしてあります。胴体には両面テープで貼り付けました。



ブログ量産型カラスダくん009b
帽子のつばの部分は2枚重ねの厚紙。

ブログ量産型カラスダくん009a
筒状の部分は以前のゼツボーグの腕にも使った、ボトルタイプの液体入浴剤のパイプを使用しました。つばと筒部分を良い感じにくっつけ、それを石粉粘土で覆って造形しました。

塗装は本体と同じです。帽子の白いラインだけは、プラモデル(ベアッガイⅢ,アクションふなっしー)のシールの台紙の余った部分を補足切り取ったものを、貼りつけました。前回は筆塗りでラインを描きましたが、それに比べればかなり綺麗に仕上がりました。
(あ゛・・・片方をピンク色のラインに塗り替えて、現在のぽん吉さんのTwitterアイコンの通り、“クリスマス・ジョー岡田 仕様”にするべきだったかな、、と今更後悔していますw)

すべて組み上げた後、模型用の水性つや消しトップコートを吹きつけて表面を保護しました。
目は自由に描けるように白眼のままです。

ブログ量産型カラスダくん011
一応、目を手描きする以外の手段として、アクションふなっしーのシールの台紙に残った丸い部分と、ベアッガイⅢのシールの台紙の余った部分を切り取ったものをセットにして差し上げました。
ちなみに今、彼らがどんな表情をしているのかは知りませ~んw


以上、カラスダ君(量産型)の製作記事でした。
次の記事で、私の工作スタイル(なぜ粘土なのか、なぜ廃材なのか)についてちょっとしたコラムを書いています。よかったらご覧ください。


☆ULTRA HAPPY☆
プロフィール

まっぷる

Author:まっぷる
MS-SMILE(別名まっぷる)です♪
更新頻度は適当ですが、よろしくお願いします☆

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